・タイトル
自殺島 第8巻
・点数 100点
ストーリー☆☆☆☆
画力☆☆☆☆
オリジナリティ⭐⭐☆☆☆
テンポ☆☆☆☆☆
熱中度☆☆☆☆☆
・本の概要
・未来
・第二陣
・侵入者
・最初の夜
・偵察行
・罠
・戦いの予感
・刺客
・ノリオ
・盾
・感想
チーズと稲作が出来たら未来は明るいね!
まさか自殺島メンバーでお酒を飲むとは……そしてそれを見守る日が来るとは……最初は思ってなかったです。
少し明るい未来の希望が見えたかと思いきや……第二陣って要は半年前の自分達を見るみたいなもんでしょ?嫌だよね、それ。
面白可笑しくあることないこと書くタイプのマスコミは苦手ですが、命懸けで現地に取材来る記者は嫌いじゃない。
好きかどうかはこれからの行動次第ですが。
とりあえず、脱出の手段がない訳ではない……というのがセイとリョウに伝わったのは大きいですね。
実際に戻れるかは置いといて、今更「戻りたいか?」に関しては微妙ラインだよね、そもそも「あちらの世界」が嫌で、現実逃避した結果の延長線上が今な訳だから、「こちらの世界」なら立ち上がれるってだけの人も当然いるでしょう。
ここら辺が難しい問題ですね、人の心情って。
客観的に見たら女性蔑視みたいな場所でも、カルト宗教ルールで当人達からは慕われてるってワケか、なるほど……まあ、極度の緊張感で麻痺した思考と、ギブアンドテイクさえ果たせば身の安全は保証されるならそういう心境になるのも分からんでもない。
カイはその信頼を利用してああいう行動取ってた訳ですもんね。
自衛の為なら人の命を奪えるのか?
自分の欲望の為に人の命を奪えるのか?
そのせめぎ合いこそが戦争って感じしますよね、規模の大小は関係なく。
目的の為に友好的で優しい人を殺めるのはモラルに反するのでは?
なんて常識はこの島では通用しない。特にルーキーにはね……だって、裏切られたり虐げられたりしたからここにいるんでしょ?
甘い言葉や優しさが罠に思える程に拗らせてても不思議ではないし、責められるものではないわな。
サワダとカイって最凶の組み合わせ?
セイの狩人能力にビビってた頃とはうってかわって、強気にゲス発言して来るサワダはいい悪役ですね、こんな中ボスいるわ~って感じです。
それにしても、盾って使いこなせば…使いこなせればめちゃくちゃ優秀なんですね!
確かに日本の警察は盾採用してるわ!
警察が盾を採用してるから、その有効性は証明されている。というのは分かりやすかったです!
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