・タイトル
人狼ゲーム PRISON BREAK
・点数 100点
ストーリー☆☆☆☆☆
演出☆☆☆☆☆
視覚的面白さ☆☆☆☆
聴覚的面白さ☆☆☆☆☆
熱中度🌟☆☆☆☆
・感想
基本ルールは3作目と同じです。
狐の代わりに狂人がいて、狂人が主人公です。
顔見知りは少ないけど幼馴染みや兄弟はいます。
過去作のいいところを活かした設定とも言えます。
リアル人狼ゲームの世界では正義感や倫理観は意味を成さない。
予言者が1人しか名乗り出ないケースも初めてですね。
そして、シリーズで初めてこのリアル人狼ゲームというものを観ている監視カメラの向こう側にちゃんと触れた作品でした。
監視カメラの死角とか面白かったですね!
久々に人狼が分からないスタイルでした。
人狼ゲーム慣れしてれば一人はソッコー分かるとは思いますが、残り二名はすぐには分からない造りでした。
ただ、クレイジーフォックスメンバーとブリズンブレイクメンバーで戦ったらクレイジーフォックス圧勝しそうだなってぐらい差は感じました。
ちょっとおバカちゃんが多かったかな。
今回のお気に入りキャラクター、推しキャラとお芝居がよかった役者さんは奇しくも同じでした。
丸山兄弟。金子大地さん、篠田諒さん。
兄弟設定も活かしつつ、それぞれの個性も出す。それが出来てて素晴らしかったです。
金子さんは近年の作品でヘタレ、優しいイメージがあったので普通に上手いなって思いました。
特撮ファンとしては小島梨里杏さんと岡本夏美さんにも触れたいところですが、溶け込みすぎて顔可愛いな。ぐらいの印象しか……
梨里杏さんは主役なので見せ場はありますが、歴代主人公と比べればやはり印象が薄い。
狂人であるがゆえなのか、表向き目立った行動はしないのに最終局面で守られる意味とか繋がった時はなんか気持ちよかったです。
タイトルから察する方もいるかもしれませんが、役職を越えた関係性を貫く為にルールを破ろうとする文字通りの狂人。
果たしてプリズンブレイクは許されるのか……そこが見所でもあると思います。
タイトル通りなんだけど、狂人主人公で何かを期待してるならそういう意味では期待には応えない作品です。
こんな結末もあるのか。
と、興味深い演出をしてきた人狼ゲームでした。
おまけ

パンデミック:新たなる試練 (Pandemic) 日本語版 ボードゲーム
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