・タイトル
(実写版)いぬやしき
・点数 100点
ストーリー☆☆☆☆
演出☆☆☆☆
視覚的面白さ🌟🌟🌟☆☆
聴覚的面白さ☆☆☆☆
熱中度☆☆☆☆☆
・感想
※このレビューにはあらすじとしてのネタバレが含まれています。
予めご了承下さいm(__)m
冒頭のお父さん(犬屋敷さん)の扱いが悪すぎて涙が出ると同時に反抗期の自分わ思い出して猛省しました。複雑でした。
末期癌で余命3ヶ月を宣告された最中、宇宙人による事故に巻き込まれ、死亡…するも、事故を隠蔽したい宇宙人によって機械の身体を持って復活する。
犬屋敷同様、あの日あの場所にいた高校生の獅子神は、いじめられて引きこもっていた幼馴染みの安堂直行に能力の一端を披露し、学校に登校させる。
同じ能力を手に入れても犬屋敷さんは人助け、獅子神くんは殺戮、使う人でここまで変わるのか……と、才能と人の関係性の面白さありますよね、もちろん、フィクションなら…ですけどね。
母親の膵臓癌を機に変わりかけた最中、獅子神の元に警察が訪れ、全国指名手配犯となる。
一方、安堂の協力で獅子神を止める為の特訓を受けていた。
母親を追い込んだ罪の意識に苛まれた獅子神だったが、ネットで母親を誹謗中傷したり、嘲笑った奴等を粛清し、暴走しかける。
そんな彼の心をギリギリのところで繋ぎ止める存在が現れる。
が、警視庁の特殊部隊がその存在ごと獅子神を銃撃したことで獅子神は国そのものをターゲットに殺戮をすると宣戦布告する。
そして……
正義感VS残忍性
2つの力が全面衝突する‼
慟哭の獅子神編、宣戦布告編がかなりピックアップされている印象です。
獅子神の「俺が悪でジジイが正義か」の言葉通り、獅子神くんが完全悪役として描かれているのが原作やアニメとの違いです。
そのせいなのか、誰が為編は実写版にはありません。
ここからは個人的な感想
安堂直行はアニメも実写も本郷奏多さん。
この安心感は凄い。
でもまあ…実写のほうが可愛いかな!
そして、壁ドンされる本郷くんが可愛い。
するほうじゃなくてされるほうっていうのも悪くないよね!
佐藤健さん演じる獅子神はガチ格好いい。
ただでさえ好きな慟哭編、宣戦布告編が最高に楽しかったのは佐藤健さんのおかげです!
さてさて、そんな獅子神くんは悪役として最期まで君臨しましたが、正しく導かれそうになると必ず『人間側』が邪魔をして悪道に進むように追い込んだようにも見えます。
力を手にいれた高校生が辿る哀しき末路とも言えると思います。
犬屋敷さんの正義感も人の悪意が影響すれば或いは……
能力を誰が使うか、どう使うか、それで未来は大きく変わってしまう。
そして、人の悪意は人に感染し、更なる悲劇を生む。
正義とか悪とか、分けるのは簡単ですが、傍観者も含めて全員が心の奥底に持っている悪意や負のエネルギーを他人に感染させないことも悲劇を生まない為の対策だと感じました。
最後になりますが、この作品はCGが凄い!
リアルタイム時にアニメ見てたので内容は原作との相違点を除けば内容を知ってたのですが、十分楽しめました。

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