・タイトル
王様ゲーム 臨場(漫画版) 第4巻
・点数 68点
ストーリー☆
画力☆☆☆☆
オリジナリティ☆☆☆☆☆
テンポ☆☆☆☆
熱中度☆☆☆
・本の概要
・結末
・感想
余裕がなくなると守りたい相手にイライラしちゃうなら奈津子は強めの愛憎タイプかな?
目の前のことしか見てないから愛しの健太郎の前でも醜態晒してるんだろうなぁ~
命懸けのゲームで相手のミスを誘うことは醜いことなんだぜ?
そのやり方を批判はしないけど、それを見せ付けられたら万が一、一緒に生き残れたとしても一緒にいたいと思う男は少ないと思うんだ。分かっててやってるならいいんだけどね?
奈津子の中で王様ゲームにおいて不要なものは「友情とか助け合い」ねー、「恋愛」とは言わないから中途半端なんだよね、この人。
それに対して舞は自分の性分と行動に最低限の責任を果たす最期だったのではないかなって思います。
結果的に、ではあるけど奈津子が疑う人物は白率高いんだろうなぁ~
というか因果率の逆転現象?
王様ゲームは時系列が逆になることが多いので時系列としては臨場→終極ですが、王様の正体と王様ゲームの終わらせ方は2作目の終極で説明されたせいか、臨場ではあえて説明しない造りでした。
時系列じゃなくて発表された順に読むのをオススメします。
小説版と比べると、児玉葉月の出番が大幅カットされていて、夜鳴村のシーンがカットされています。
それ即ち、終極の裏側で何が起こったのかが漫画では明かされない、小説では屋上のダンボールの中身を見て奈津子の年頃の女の子らしい願いだったり、智恵美に対する想いだったりが描かれてないので漫画だけだと不完全な解釈になるかもしれません。
ただし、これはコミカライズの時期と小説の単行本に大幅な加筆・修正をした文庫版というズレのせいかもしれません。
そもそも王様ゲームって携帯小説・単行本・文庫で異なるイメージなので元々はこういう内容だったのかも?と思っています。
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