神黎の図書館

主観によるグラフ+点数+感想を綴る読書感想文風書評ブログです。月間で読む漫画は150冊~200冊。小説や映像作品についてもちょこちょこと。

オネエ男子、はじめます。

【コミック】オネエ男子、はじめます。(全4巻)

・タイトル

オネエ男子、はじめます。

・本の概要

平凡な男子高校生の高橋竜は、一目惚れした女の子(音鐘さん)が男子が苦手なことを知り、一言でも会話をする為にオネエ男子を志し、クラスメイトのオネエ(相良寅之輔)に弟子入りする。
美意識が高く、スパルタな師匠と異なる事情で師匠に弟子入りした高橋くんのイケメン幼なじみ(2人)とのドタバタ青春ラブコメディ。

・著者情報

池ジュン子

代表作
「オネエ男子、はじめます。」
「水玉ハニーボーイ」
「BEAR BEAR」

・点数 96点

ストーリー☆☆☆☆☆
画力☆☆☆☆
キャラクター☆☆☆☆☆
設定☆☆☆☆☆
没入感☆☆☆☆☆

・感想
ストーリーの分かりやすさ、テーマの一貫性、奥深さ、どれを取っても一級品なので、偏見がなければ隙のない作品です。
とは言っても、そもそも偏見を持たれるような内容ではないですが。

場合によっては女子顔負けな可愛さを誇る主人公の男の子のコロコロ変わる表情とテンションの変化の面白可愛さも作品の魅力の1つなのですが、それはそのまま画力が優れていると捉えました。
見やすかったし、文句無しの高評価でした。

そもそもが1つの目的に沿って動き、周りが支える的な物語なので、キャラクターの役割がハッキリしていて、しっかりと役割を果たし、個性的で魅力的なキャラクター達でした。

設定としてもわりとシンプルなので、分かりやすかったです。
細部へのこだわりというか、細かいところへの気遣いがいいなって思いました。

純粋に2人の行く末が気になる!ってなる作品でした。
読んでる最中の熱中度も読み終わりの満足感、多幸感が強かったです。


以下、商品リンクを挟んで、内容に触れつつ、個人的に感じた感想を書いています。
ネタバレが気になる方はご注意下さい。



好きな女の子が男苦手だからオネエ男子に弟子入りして自分もオネエ男子を志す!
という少しずれたおバカな男の子が主人公の物語です。
テンポよく読めます。

ちなみに高橋くんの友達のイケメンというのは、ショタ顔萌え袖の中身ゴリラ(巨乳好き)と女性恐怖症(目が合うだけでストーカーにしてしまう体質の為)という結構濃い面子。
師匠も家柄が実は……という隠し玉持ち。

小学生のような高橋くんと立ち振舞いがもはやオカン級な師匠との絡みが微笑ましいのが作品の最大の魅力だと感じました。

オネエ男子の修行やり過ぎて男に戻れなくなるとかほんとありそうな悩みだったり、女装状態で意中の音鐘さんになつかれたことで生じた葛藤と罪悪感に苛まれる高橋くんを見守るのも癖になるかも?

対するヒロインの音鐘さん。
この子も高橋くんに負けず劣らずなアホの子です(笑)
奇跡的なまでに鈍感。
運動音痴で色気より食い気って感じ個人的にめちゃくちゃ好みのタイプの子ですが、徐々に脈ありでは?ってなっていくのが微笑ましかったです。
正月太りしたから見られたくないっていう乙女心発揮した時点でね?

音鐘さんの勘違いで高橋くんが打倒自分!をしてる期間がこの作品らしくて結構好きな部分でした。


そしてこの作品のもう1つの魅力、女子力UPの修行。
刺繍、デコおにぎり、浴衣の着付け、爪の手入れが結構勉強になりました。

中でも、ネイルトリートメント回で出てきた、マニキュアを除光液で落とす。というのは勉強になりました。


まとめると、
主人公、ヒロイン共に同タイプの恋愛不器用なラブコメで、女子力についての勉強も出来るのがこの作品です。
真っ直ぐな高橋くんを見守るの感じの作品なので、退屈に感じる人もいるとは思いますが、何だか初恋を連想させる内容なので僕は好きでした。


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