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御曹司のプライドから始まる結婚を懸けたラブゲーム『ラストゲーム』

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ラストゲーム (天乃忍) コミック 1-7巻セット (花とゆめCOMICS)
ラストゲーム 全11巻完結セット (花とゆめCOMICS)

・タイトル

ラストゲーム

・本の概要

小学生時代、父親は大手リゾートの社長、容姿端麗、頭脳明晰、運動神経抜群の完璧少年柳の前に転校生九条が現れ、柳は惨敗し、人生初の挫折を知る。

雪辱を誓い、中学、高校、大学と追いかけて勝負を挑む内に恋心を自覚する。
ラストゲームとは、柳が九条に対して(一方的に)行ったプロポーズ紛いから始まった結婚をかけた大勝負である。

・著者情報

天乃忍(あまの しのぶ)

誕生日 9月19日
出身地 東京

職業 漫画家
活動期間 2001年~
代表作
ラストゲーム

『そしてきみが笑うから』で第109回LMSベストルーキー賞受賞。
『ラブチェイス!』で第26回アテナ新人大賞佳作受賞。
『片恋トライアングル』で第33回アテナ新人大賞デビュー優秀者賞受賞。

・点数 88点

ストーリー☆☆☆☆☆
画力☆☆
キャラクター☆☆☆☆☆
設定☆☆☆☆☆
没入感☆☆☆☆☆

・評価
後述でも触れますが、元々が読み切り用の短期集中連載の短編が二度の延長を経て、結果的に全11巻にまとまった形の作品なので、華を二度咲きます。そして、お話としても非常に分かりやすいです。
男の子を主人公にしている少女漫画の醍醐味は十分に感じ、良い味わいが出ています。

画については可愛くて柔らかくてめちゃくちゃ好みなんですけど、おそらく演出としてわざとなんでしょうが、キャラクターの感情でちょっと別人っぽく感じたり、人数多いときに「ん?」ってなったりしたので、申し訳ないですが、点数は低めにしました。

後は物語的な自分の役割を果たしつつ、読者目線のツッコミを入れてくれるキャラクターの存在も大きかったですね、読みやすかったです。

この作品の最大の武器は主人公を男の子にしたことによる物語の動かし方と、幼少期からの繋がりと伏線です。
緻密というよりはシンプルに読みやすい恋愛マンガっていう感じで、好みでした。

あえてごちゃごちゃ言いません。作品として、キャラクターとして、シンプルに好きでした。


以下、商品リンクを挟んで、内容に触れつつ、個人的に感じた感想を書いています。
ネタバレが気になる方はご注意下さい。


ラストゲーム 1 (花とゆめコミックス)
ラストゲーム 2 (花とゆめコミックス)
ラストゲーム 3 (花とゆめコミックス)
ラストゲーム 4 (花とゆめコミックス)
ラストゲーム 5 (花とゆめコミックス)
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ラストゲーム 7 (花とゆめコミックス)
ラストゲーム 8 (花とゆめコミックス)
ラストゲーム 9 (花とゆめコミックス)
ラストゲーム 10 (花とゆめコミックス)
ラストゲーム 11 (花とゆめコミックス)



・感想
男の子(柳くん)が主人公の少女漫画です。
作者コメント曰く、それ故に動かせた部分もあるらしく、なるほど!と読みながら納得していました(笑)

元々3話?の短期集中型読み切りスタイル➡延長➡再延長で全11巻なので個人的な意見としては華が2度咲くイメージです。

もう少し具体的に言えば、元々のエピソードはほぼ2人で物語が進み 、読み切りらしく結末は読者の想像で賄うようなイメージで、延長後は大学、家族と数多くのキャラクターを効果的に使って外堀を埋めていくイメージです。

そのせいなのか、主役ヒロイン共に結構印象変わります。
柳くんとか王様➡ツンデレ➡ヘタレなんで結構母性本能くすぐるタイプなのではないでしょうか?
男目線で見ても可愛いですものw
展開にドキドキするよりは2人の動向を見守りたいという方には特におすすめです。
どうぞ、よしなにm(__)m


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