・タイトル
BLOODY MONDAY Season2 絶望の匣
・本の概要
Season1から2年。
ある日、テロリストにより飛行機がハイジャックされる。
彼ら『魔弾の射手』の要求は、彼らの指導者で最重要犯罪者として収監されている『火野アレクセイ』の釈放だった。
否応なくテロリストのカウントダウンが進み、再びTHIRD-iに協力を求められた藤丸は「ファルコンは二度と現れない」と言い放ち……
・著者情報
原作:龍門諒、作画:恵広史
龍門諒は樹林伸の別名義。
単独はもちろん、ユニット等、様々な形で活動をしている作家です。代表作
『金田一少年の事件簿』、『探偵学園Q』(天樹征丸名義)、
『サイコメトラーEIJI』、『クニミツの政』、『シバトラ』(安童夕馬名義)、『GetBackers-奪還屋-』(青樹佑夜名義)、『エリアの騎士』(伊賀大晃名義)、
『神の雫』(亜樹直名義)etc.恵広史(めぐみ こうじ)
生年月日 1981年2月1日
出身地 石川県金沢市職業 漫画家
活動期間 2002年~
代表作
『BLOODY MONDAY』受賞
第68回少年マガジン新人漫画賞入選(2002年)代々木アニメーション学院東京校在学中の2002年、『HALLOWEEN OF FULLMOON』で第68回週刊少年マガジン新人漫画賞入選を受賞し、デビュー。
自身は女性漫画家であり、4コマ漫画家のヒロユキは実弟。
ヒロユキが『週刊少年マガジン』誌上で『アホガール』の連載中に恵が『ACMA:GAME』の連載を開始したことで一時的に姉弟揃って同誌で連載を行ったことがある。
大きくはっきりとした目を描くのが全体的な特徴で、執筆する作品に巨乳の女性キャラクターが多く登場することも特徴。
・点数 88点
ストーリー☆☆☆
画力☆☆☆☆
キャラクター☆☆☆☆☆
設定☆☆☆☆☆
没入感☆☆☆☆☆
・評価
やはり分かりやすいとは言えないストーリーではあります。
新たな敵役も含めて大量の新キャラクターが登場し、前作にはなかった新たな要素も入り、ある意味てんこ盛りでてんやわんやするのがseason2です。
新要素の部分と1人の新キャラクターにどっぷりハマってしまったので、個人的な評価は前作より上です。
前作にはなかった仕掛けの部分が個人的には好きであり、前作より人間性が深掘りされる内容でもあり、過去と現在が繋がる部分がよかったです。
以下、商品リンクを挟んで、内容に触れつつ、個人的に感じた感想を書いています。
ネタバレが気になる方はご注意下さい。
・感想
2年も経てば人は変わる。
そしてお気付きでしょうか?タグに恋愛が入りました。そういうことです。
終わってなかったBLOODY MONDAY……いや、Season1の敵である教団とは異なる集団、異なる新たなる脅威もまたBLOODY MONDAYと言ったほうが正しいですね。
果たして爪をもぎ取られた(骨抜きにされた)鷹はどこまでやれるのか……見物です。
ウイルステロの正体というか成分も明らかになりますね、あれは怖い、恐ろしい……
さてさて、巻数が若干減った上に展開が早くて仕込みが多めな印象のSeason2ですが、一部の登場人物達は心理的トラウマを抉られながら戦うので素直に応援しやすいとは思います。
藤丸くんが骨抜きにされる恋愛感情もある意味そこから派生した結果とも言えます。
Season2で藤丸くん前に立ち塞がるのは魔弾の射手、某国のエージェント、THIRD-iに潜むスパイ、再登場したとある人物etc.ですね、様々な目的で藤丸くんの前に現れます。
果たして高木藤丸は大切な人達を守り通せるのか⁉
Season2から日本以外の国も出てきます。
そして、Last Seasonへの伏線も仕掛けられた後半の展開は個人的に好きです。
コミック
電子書籍(まとめ買い対応)
関連商品
おまけ
作者の他作品
龍門諒さん
恵広史さん
おまけのおまけ
恵広史さんの師匠とアシスタントも凄かった!編
師匠…寺嶋裕二さん
アシスタント
佐藤友生さん
木下聡志さん
検索で引っかかったおまけ