・タイトル
ひぐらしのなく頃に 昼壊し編
・著者情報
佳月玲茅
佳月玲茅(かづき れち)
生年月日 1982年10月8日
職業 漫画家・イラストレーター
活動期間 2007年~受賞歴
2005年6月期月例マンガ賞新GIガンガン杯特別奨励賞「JusticE OR EviL」で『月刊少年ガンガン』の2005年6月期月例マンガ賞新GIガンガン杯特別奨励賞を受賞。
2007年、同誌の増刊『フレッシュガンガン』に掲載された読み切り「ドクサイ某国プリンセス!」でデビュー。主な作品
キミキス〜after days〜
ひぐらしのなく頃に 昼壊し編
やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。-妄言録-
・本の概要
雛見沢に伝わる秘宝・フワラズのせいで、レナが恋に落ちてしまった‼
竜騎士07さんが原作・監修のやりたい放題コメディ劇‼
・点数 92点
ストーリー☆☆☆☆☆
画力☆☆☆☆
キャラクター☆☆☆☆☆
設定☆☆☆☆☆
没入感☆☆☆☆
・評価
ギャグテイストに振り切ってるので分かりやすいストーリーになっており……いや、原作者特権でやりたい放題やってるので、万人受けするストーリーとは言えないですが。
でも、何気に深い真理に迫る部分とかもあって、僕は好きです。
ストレートに可愛い画風&コメディに合った画になっていますが、とある箇所で某麻雀漫画に寄せた画風に変化する演出があったり、凝ってるなぁ~と感じました。
レナが主人公だけあってなかなかブッ飛んだ内容ですが、レナに合った内容というか、レナに合わせたストーリー・設定と言える気がします。
まさに恋の暴走機関車ですね!!
コメディ色全開フルスロットルなので、純粋にひぐらしの世界観を求めてる人には向かないですが、たまにはこんな趣のひぐらしもあり。と思える人にはぶっ刺さる可能性があります。
また、パロディ要素もあるので、本編は勿論、各種元ネタが分かる人にはたまらないかも?
以下、商品リンクを挟んで、内容に触れた個人的に感じた感想を書いています。
ネタバレが気になる方はご注意下さい。
・感想
ギャグテイストのひぐらしです。勾玉
本編知ってるとより楽しめる造りになってます。
フワラズの勾玉。フワラズ……不和知らず、縁結び……なるほどね!
紅白の勾玉が惹かれ合うように擬似的な恋愛を持ち主にさせてしまう厄介なおまけ付きのせいで今回のパニックに。
名前伏せるか迷いましたが、出したほうがいいと判断しました。
富竹さんに猛烈アタックを仕掛けるレナと鷹野さんによる修羅場。
何気に鷹野さんが可愛いっていう。
嘘だッ!!!の使い方よ(笑)いいセンスをしている!しかもしっかり怖い顔のレナ再現してるのでギャグでも威圧感あります。
黙れメス豚の男に対してverのセンスが秀逸。
魅音の奥の手モデルガンの至近距離発射を防いだ上に無意識で圭一くんのトラウマ心を抉るレナやべぇ……やっぱ敵に回すと怖い(笑)
何度繰り返しても勝てない敵・ボス・ステージに打ち勝った時の爽快感はまさにひぐらし!っていう喩え面白すぎますよね、わかるわww
レナ……もしも連載が今なら読む麻雀漫画は◯akiなのかな?中の人的に。
突然の福本さんチックな画風への変化は笑うからやめて!なんかざわってるし(笑)
そして突然の深い話。
人を好きになると相手を自分の世界に引き入れようとするけど、相手に合わせることは疲れる。
本当に素敵な関係と言うのはお互いが歩み寄るのが重要……
これは恋愛だけではなく友情にも言えることですね、深いぜ……
それにしても終始ポンコツな羽入が可愛い。
途中の圭一くんのゲーマー理論はシューティングゲーム好きな人には刺さるかも?
ちなみに僕は専門外です。
東方は名前聞いたことあるなーぐらいなので……
とまあ、こんな感じで本当にやりたい放題のてんこ盛りな内容でした(笑)
くだらな面白いけど一瞬だけめっちゃ深い。そんな1冊でした!
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