・タイトル
リング2
・点数 80点
ストーリー☆☆
演出☆☆☆☆☆
視覚的面白さ☆☆☆☆☆
聴覚的面白さ☆☆☆☆
熱中度☆☆☆☆
・感想
まず始めに、この作品は、実写版のリングの続編であり、原作のリングの続編にあたる「らせん」とは異なります。所謂パラレルワールド扱いの作品です。
前作のラストから1週間後、そのままの流れで続くストーリーでした。
井戸に落とされた後も30年生き続けた事で積もり積もった怨念が貞子のパワーになっている…という解釈なんだと思います。
前作の展開から、高山さんを慕う高野舞さんがメインになるのは予想してましたが、相棒がまさかの岡崎さんでそこは驚きました。
そして、前作で実質目の前で親友を失ったに等しい倉橋雅美さんがちょっとした鍵になるストーリー展開でした。
そして、失踪中の浅川さんと陽一くんも大きな鍵になっています。
メインキャラクターに格上げされた岡崎さん側にとって大事な鍵となるキャラクターを若かりし深田恭子さんが演じています。
ここからは演出も交えた話。
念写で強制的に呪いのビデオを映し出すのはエグい。
これによって大量の死者が出る可能性があるので、研究も大変なんだなって思いました。
とあるシーンの血の演出が凄いってかなんか怖いっていうか言葉に出来ない不思議な感覚になりました。
貞子の出生地に向かったことで呪いの映像にも出てきた鏡が能力を発揮?
やはり、ホームのほうが力強くなるのかな?
プールがあの世とこの世の境目となる場面での演出はよかったです。
真田広之さんが出演している意味を理解しました。
また、井戸のシーンは貞子の怨念の象徴のようなところがあり、怖いなって思いました。
ラストの演出は思念体による事件は終わらないことが示唆されているようで怖かったです。
・まとめ
リングの続編として、2本まとめて見ても約3時間なので、連続で見ることもオススメです。
実写のホラーとして非常に面白かったです。
念写もですが、サイコメトリーとサイコキネシスのような所謂「超能力」としてミステリーの部分を表現した発想の転換が素晴らしくてよかったです。
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おまけ