神黎の図書館

漫画・小説・映画・アニメ・ドラマを主観によるグラフ+点数+批評+感想を綴り、作品の評価をあらゆる形で視覚化したブログです。有名な作品から掘り出し物的な作品まで生涯の内になるべく多くの作品に触れて伝えていけたら本望です。

ファンタジウム 第4巻

ファンタジウム(4) (モーニング KC)

・タイトル

ファンタジウム 第4巻

・点数 84点

ストーリー☆☆☆
画力☆☆☆
オリジナリティ🌟🌟☆☆☆
テンポ☆☆☆☆
熱中度☆☆☆☆

・本の概要
・The Last Unicorn
・ESCAPE ARTIST

・感想
難読症に対する偏見や弊害がここでも…うーん、見てて悲しくなりますね、視野の狭さによる偏見とか世の中多そうだもんなぁ~

戦時中は英語は敵性語だから使ってはいけなかった、愚の骨頂、からの「その時々で人はつまらんものに縛られるもん」というのは深みを感じますね、そしてその通りだ。今だってまさにそうですもんね。

森さんヒロイン力発揮し始めたよね、可愛い。

相手に傷1つ付けずに闘いに勝つ。それがマジシャンの誇りなのかな?格好いいじゃないか。

脱出術の為にありとあらゆる鍵開けを勉強した良くんの実力や如何に…
なるほど、これが本当のマジックか。

誰かの幸せは誰かの不幸の上に成り立っている。
そういう側面を真っ正面から描いたのは凄い。

そして、何も知らなければ何を言ってもいいのか?も僕達人間が真面目に考えなければいけない問題ですよね、本当に。

最新のもの=最高ではない
これは分かります、何にしてもそこまで最新は信用してなかったりする。

社会の仕組み、システムは案外融通が効かない。
優先されるべきは人なのかシステムなのか……まあ、ケースバイケースだよね。

思想の奴隷になってはいけない、自ら造った檻に入るべきではない。
ここはかなりのメッセージ性を感じます。


コミック

ファンタジウム(4) (モーニング KC)

ファンタジウム(4) (モーニング KC)

  • 作者:杉本 亜未
  • 発売日: 2009/06/23
  • メディア: コミック
電子書籍
ファンタジウム(4)

ファンタジウム(4)