神黎の図書館

月間50~100冊程の漫画+αを読み、主観によるグラフ+点数+感想を綴る読書感想文風書評ブログです。

マイガール

マイガール コミック 全5巻完結セット (BUNCH COMICS)


・タイトル

マイガール

・本の概要
平々凡々とした毎日を送る青年・笠間正宗のもとに、恋人の訃報と一緒にやって来たのは、コハルと名乗る幼い女の子。
少女は、亡き恋人の陽子が残していった歳にした5歳になる彼の娘だった。
ずっと自分に娘がいると知らないでいた正宗は事実に戸惑う。
しかし母親が好きだった正宗といたいと願うコハルの純粋な気持ちに触れ、一緒に暮らすことを決意する。
そして、大切な人を失った親子の、昨日と違った小さな生活は始まる。

・著者情報

佐原ミズ(さはら ミズ)

誕生日 12月25日
出身地 神奈川
職業 漫画家・イラストレータ
代表作 マイガール
別名義 夢花李、佐原恵太

・点数 80点

ストーリー☆☆☆☆
画力☆☆☆
オリジナリティ☆☆☆☆☆
テンポ☆☆☆☆
熱中度☆☆☆☆

・感想
貴方は、突然現れた小さな少女をいきなり娘として受け入れられるだろうか?
自分だけが知らなかった数々の事実を受け入れられるだろうか?
そんな事を考えさせられる作品でした。

昔、嵐の相葉さん主演でドラマ化された作品ですね、全話見ましたが、自分の年齢もあるんでしょうが、原作は違った味わいがありました。

天道虫のシャーペンが結んだ2人の絆。
かつて没になった企画が通り、なおかつモニターの反応もよかった。しかし、その商品を一番見せたい人、喜んでほしい人はもういない……という切なさ。
ここら辺の心情描写よかったです。

絆は時に人を縛る。
それでも同じ傷を持った2人ならきっと……
この作品は親子の物語ですが、これは恋愛でも言えるかなって個人的には思います。

本当の父親になるということ、結構深いですよね、シングルファーザーとして娘の躾ができるかどうか的な。
息子なら正面から怒れるけど、娘だったら少し悩むかも。
これはこの作品を読んだことで初めて考えました。

同時に、親が、大人が、子供に教わることがある。と、素直に思えるのもこの作品の良さの1つだと思いました。
例えば、大人になるとなかなか素直に言えない「ありがとう」と「ごめんなさい」を言うことの大切さとか。

また、多種多様な親子愛を描いた作品でもあります。
子供を心配する親の気持ち、親に一言「大丈夫」だと言ってほしい気持ち、これは誰しもが共感できる部分なんじゃないかなぁ~と思います。

「子供からの憧れの眼差しを受けて、自分の為ではなく生きようと決意した時、人は本当の意味で大人になる」
これはほんとに名言だと思います。

基本的に優しいタッチの絵柄なんですけど、コハルちゃんの表情1つであの子の感情が伝わって来る躍動感がありました。

失った時間を取り戻すように家族としての絆を育む2人や周りの環境、重みのある言葉、親と子、父と娘について深く考えさせられた作品でした。

単巻レビューには書きましたが、正宗くんの考え方に同意出来ずに理解に苦しむ 場面があったりもしました。
そういうのも含めて読んでよかったと思える作品でした。


コミック

マイガール コミック 全5巻完結セット (BUNCH COMICS)

マイガール コミック 全5巻完結セット (BUNCH COMICS)

  • 作者:佐原 ミズ
  • 発売日: 2010/11/09
  • メディア: コミック
電子書籍
マイガール

マイガール

実写化作品

マイガール DVD-BOX (5枚組)

マイガール DVD-BOX (5枚組)

  • 発売日: 2010/03/26
  • メディア: DVD