神黎の図書館

漫画・小説・映画・アニメ・ドラマを主観によるグラフ+点数+批評+感想を綴り、作品の評価をあらゆる形で視覚化したブログです。有名な作品から掘り出し物的な作品まで生涯の内になるべく多くの作品に触れて伝えていけたら本望です。

フルーツバスケット 第12巻

愛蔵版 フルーツバスケット 12 (花とゆめCOMICSスペシャル)

・タイトル

フルーツバスケット(愛蔵版) 第12巻

・本の概要
・自由
・進路
・それぞれの明日へ

・点数 88点

ストーリー☆☆☆☆
画力☆☆☆☆
オリジナリティ☆☆☆☆☆
テンポ☆☆☆☆☆
熱中度☆☆☆☆

・感想
うん……いや、いいことなんですけど、急に甘ったるくなったなww

でも甘ったるいだけじゃなくて、それなりの切なさも兼ね備えてるのがフルバらしい。

今日子さんの「許さない」の意味が読者にのみ明かされます。

そこも悲しい気持ちになりますし、運転手のほうも意識がないというのも悲しくなります。

でも一番切なくなるのはやっぱり十二支の運命かな……
猫使いと評されていた夾くん。
解放された時点で覚悟はしてましたが(紅野さんの件からして)……猫と目が合ってもそっぽ向かれてしまう。
後遺症みたいなもんなんですかね?

十二支と夾くんと慊人さん、それぞれが幸せそうな未来を歩けそうでよかったなー、いいエンディングだなー。
って思う反面、

結局ユキは真知に伝えなかったのかが気になります。
うーん……まあ、真知が幸せならそれでいいんですけどね!

十二支と言えば紅葉、お前は許さない(笑)
楽羅はほんとに幸せになってほしい……一番いい子な気がします。

透くんと夾くん、透くんとユキ、夾くんとユキ……の物語、関係性としては本当に綺麗にまとまって素敵なお話でした。


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