神黎の図書館

ゲーマーでもある僕が読んだ本について思ったことを書くブログです。

フルーツバスケット

フルーツバスケット 愛蔵版 コミック 全12巻完結セット (花とゆめCOMICSスペシャル) [マーケットプレイスセット]

フルーツバスケット 全23巻 完結セット(花とゆめコミックス)

・タイトル

フルーツバスケット

・本の概要
草摩家の分家宅に居候することになった主人公『本田透』と、動物憑きの奇妙な体質を持つ草摩家の面々との交流を中心に描いた作品です。

2001年、第25回講談社漫画賞・少女部門受賞。
世界累計発行部数は3000万部を突破。
2007年、『もっとも売れている少女マンガ』として、ギネスブックに認定。

・著者情報

高屋奈月(たかや なつき)
生年月日 1973年7月7日
出身地 東京都
血液型 A型
職業 漫画家
代表作 フルーツバスケット

受賞歴
第25回講談社漫画賞少女部門
ギネスワールドレコード(フルーツバスケット)

左利きだが、箸は右、時々右で絵を描くこともある。
テレビゲームが好き。

・点数 88点

ストーリー☆☆☆☆☆
画力☆☆☆☆
オリジナリティ☆☆☆☆☆
テンポ☆☆☆
熱中度☆☆☆☆☆

あらすじ

立海原高校に通う女子高生の本田透は、唯一の家族だった母親を事故で亡くし、小山でテント暮らしをしていた。
ところがそのテントを張った場所は、同級生の草摩由希の一族が所有する土地だった。
何とか交渉して敷地内でのテント暮らしを許可してもらおうとしていると、土砂崩れでテントを失ってしまう。
しかし、それがきっかけで由希が暮らす同じ一族の草摩紫呉の家に居候することになる。

居候初日、透は草摩一族の秘密を知ってしまう。
彼らは代々十二支の物の怪憑きで、異性に抱きつかれると憑かれた獣に変身してしまうという体質だった……

フルーツバスケットの設定

十二支
草摩家で生まれつき物の怪が憑いている者は、異性に抱きつかれたり(または自分が抱きついたり、抱きとめたり)身体が弱ったりすると憑かれた動物に変身する。

それは数百年前の『神』と『十二支』の間で交わされた契約の証であり、彼らにとっては『呪い』であり、『絆』とも呼べるものである。
親や兄弟同士であっても異性である限りは変身してしまうが、物の怪憑き同士や『神』である人間に抱きついたり抱きつかれても変身はしない。

物の怪憑きの者の特徴としては『通常の出産予定日より数か月早く生まれる』、『生まれつき毛髪や目の色が憑かれた動物の色である』、『優秀な人物である(ことが多い)』、『憑かれた動物と同じ種類の動物の遠吠えによる言葉が分かる』、『数を集めて泥を掘り返す作業をさせる』など。

変身する動物は『十二支』+『猫』の13種。
物の怪憑きは1匹の獣につき1人であり、同時に同じ物の怪に憑かれている人間は存在しない為、最高で13人となり一族の中でも特別な存在。



草摩家の物の怪憑きの一種で『十二支』の仲間外れの存在。
通常の猫の姿の他に「本来の姿」が存在し、猫憑きの人間にのみ受け継がれる数珠をつけて封印しなければ人間の姿を保つことは出来ない。



13人の物の怪憑き達と共に草摩家に生まれる、『十二支』の魂を統べる特別な存在。
草摩の歴史を遡っても『神』は生まれにくいとされている。

物の怪憑きたちのように動物に変身することはなく、いたって普通の人間の姿で生まれるが、この世に生まれた瞬間から十二支たちの魂を支配しており、十二支たちは本能的に『神』を思い慕い、逆らうことが出来なくなる。


草摩家
代々十二支の秘密を背負う、古くから続く名家。
家格は極めて高く、同様に経済力も並大抵ではない。
旧来よりのしきたりや派閥争いも多く、それに由来する重圧が、各登場人物達に多くの心の傷を負わせている。

十二支や十二支の家族、当主は本家と本家の敷地内にある『中』と呼ばれる住宅に、遠い親戚筋などの分家は敷地外である『外』に住むことが通例になっており、草摩家の人物であっても『外』の者は十二支の秘密を知らない者も多い。

十二支(+猫)が全員揃っていない限りはいつ物の怪憑きの者が生まれるか分からないため、『中』『外』に限らず婚姻や住居、十二支達の進学や就職先など一切のことは当主の許可が必要である。

十二支の仲間外れの猫憑きは高校卒業後に死ぬまで幽閉されることがしきたりで決まっている(当主の許可さえあれば、結婚や子供を作ること自体は可能)。

草摩家には美形の人間が多く、『美形の家系』とよく言われるが、本人たちには自覚がない。

・感想

公式設定ではないですが、僕の中では3部構成だと思ってます。

第1部は旧アニメで映像化されていた部分単行本5巻までの内容+αです。(ただし、放送当時は原作連載中で相違点もあり、オリジナルの結末を迎えるので注意が必要です)
猫憑きの本来の姿が明らかになる場面は内容が分かってても心が引き裂かれそうなぐらい辛かったです……

第2部は透くん達が進級して由希が生徒会に入るところぐらいからという認識です。
孤高の王子だった由希に相棒?が出来たり、苦手としてた母親と向き合ったり、(多少は)兄との関係が改善されたり、1部とは違った役割として物語を盛り上げてくれます。

また、他の十二支もそれぞれの想いで行動し、神である慊人さんとの関係にも変化が……といった激動の第2部が一番好きです。
めっちゃ心揺さぶられしたもん(笑)

3部は罪の告白と未来への門出、物語の結末へと向かうエピソード群ですね。
最終巻付近は複雑な感情過ぎて……例えるならそう、愛しさと切なさと心強さと

1つの漫画内で感情揺さぶられまくって喜怒哀楽が何周も繰り返されて幾重に重なりあったの初めてかもしれないです。
しかもそこまで長編でもなく理想に近い長さですし、主要人物以外のサブキャラクターを置き去りにしない造りだったので本当に大好きな作品です!

強いて文句を言うとしたら……近場で恋愛し過ぎじゃない?w
ぐらいですかねー。
別に悪いとは思わないんですけど、無理に全員にパートナー作らなくてもいいんじゃないかなー?とは思いました。
でも少女漫画ならそのほうがいいのか!

クライマックスの演出に数百年前の神と後の干支になる動物達(猫もいますよ!)のお話が入りまして、神と十二支の契り。そして、猫が仲間外れで神に忌み嫌われる理由が明かされます。
これも切ないんですよ、本編読みながら慊人さんは夾くんを忌み嫌ってるけど、ある意味最も強い絆があるんじゃ……って錯覚する瞬間が確かにあったのですが、遠い過去の記憶で納得しました。

一風変わった十二支がモチーフの物語ですが、いろいろな要素が詰まった名作なのでオススメです。

内容が若干異なる旧アニメ版もオススメです。
第1部の展開としては個人的には旧アニメ版のほうが好みだったりしますが、諸々の事情で登場キャラが一部変更またはカットされてたり、独自の結末を迎えているので原作における僕の好きなエピソードには繋がらない……という点において、アニメにおける評価にしてもどちらが良いとは一概には言えません。

原作読む際のイメージCVも場面によりけりでどちらのキャスティングも良いので旧アニメはもうひとつのフルーツバスケットとして許容出来る方にはオススメです。
が、紅野、依鈴、繭ちゃんのファンの方は見ないほうがいいかも?(関連のセリフもカットされる等、存在してない状態なので)

いろいろ見比べられるのもフルバの楽しみ方の1つかもしれませんね♪


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