・タイトル
やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。@comic 第5巻
・本の概要
・合宿兼ボランティア
・鶴見留美
・比企谷と葉山
・嵐は突然に
・点数 84点
ストーリー☆☆☆☆☆
画力☆☆☆☆
オリジナリティ☆☆☆☆☆
テンポ☆☆☆
熱中度☆☆☆☆
・感想
ヒッキーは何も知らずに半ば拉致られる形で…ですが、奉仕部の合宿回です。
妹に誘われたらそりゃ疑わないわ……しかも小町でしょ?そりゃ予想外だわw
それはそれとして、先生の執念が怖い(笑)
まるで怨念のようだ……ホラーですね、分かります。
引率の平塚先生、部長の雪乃、由比ヶ浜さん、ヒッキーに加えて彩ちゃんが参加。
よかったね、ヒッキー!そしてドンマイ、材木座くん!
向かった先は山で、ボランティアとして内申点が付くということでチーム葉山も参加するという……波乱の予感⁉
活動内容は小学生のキャンプの手伝い。
この回のゲスト主役は鶴見留美ちゃん。
どことなく雪ノ下雪乃に似ている……
彼女が抱えるハブられぼっちをどうにかするというのが裏テーマでした。
ヒッキーが提案し、結果として実行した手段は最悪の一手。
問題の解決ではなく解消。
なるほど……
そのことでヒッキーと葉山くんは密かに一触即発の雰囲気に。
話は少し前後するのですが、葉山くんがヒッキーに対して若干刺があるのは、そして雪乃が葉山くんに刺々しいのは2人の過去に関係がありました。
ヒッキーと葉山くんは正反対で相容れない。
どちらも正しくてどちらも間違ってる。
要は受け手の捉え方次第。本人次第。
これは何気に深いですよね。
葉山くんサイドからすれば比企谷くんのやり方は間違ってる。
としながらも、現状ではそれしか手段がないなら甘んじて受け入れる。
ただし、最後まで信じる希望は捨てないという。
でもさ、分からないけれど……お互いが相手を相容れない存在と思いつつ、やり方が気に入らなくても相手を認めていて、みんなで仲良く主義の彼が冷たい言葉を発するっていうのは友達じゃないにしてもかけがえのない存在なんじゃないの?
いや、わっかんないけど……ヒッキーと雪乃みたいにヒッキーと葉山くんもなれる可能性あるんじゃないの?
ってそれなりに大人になった今は思います。
葉山隼人にとって、腹割って話せる人って一体どれだけいるんだろう……?
由比ヶ浜さんが言ってた通り、気を使わなきゃまとまらないようなガラスの関係性ならいっそ壊れちゃったほうが気が楽かもしれないってのは君にも当てはまらないかい?
話はかなり逸れましたが、合宿兼ボランティア活動はなかなか興味深く、いろいろ考えさせられる内容でした。
ヒッキーと雪乃の間に少しだけ温かいものが生まれつつある中、全てをぶち壊す嵐が到来します。
雪ノ下陽乃再来。
由比ヶ浜さんに圧力かけるのは許さない!
けど、本気で目が怖いので勘弁して下さい!←
夏休み前、前巻のラストと今巻のラスト、そして次巻の冒頭の繋がり方が見事です。
まあ……今回感想で書いたのって、@comicならではというよりは原作内容の評価なんですけどね!
強いて言うなら、今回もいろんな由比ヶ浜さんを見せて頂きありがとうございます!
安定のアホ感出てて最高でした😉👍✨
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