神黎の図書館

主観によるグラフ+点数+感想を綴る読書感想文風書評ブログです。月間で読む漫画は150冊~200冊。小説や映像作品についてもちょこちょこと。

ドラゴンヘッド

[まとめ買い] ドラゴンヘッド



・タイトル

ドラゴンヘッド

・本の概要
20世紀最後に放たれた恐怖の大巨編「世紀末サバイバル!!」
修学旅行帰りの新幹線は、突然のトンネル落盤事故によってすべての光を失った……!!
闇につつまれ、血みどろになった悲惨な"墓所"
生存者はテル、アコ、ノブオの3人だけのみ……他は全員死、即死……。
酸素も食料も出口すらも断たれた少年たちは、次第に壊れゆく「心」と闘いながら、動きはじめる。
たったひとつの"希望"――「東京に、家族のもとに帰ること」を、生き延びるための支えとして……!!

点数 92点

ストーリー☆☆☆☆
画力☆☆☆☆
オリジナリティ☆☆☆☆☆
テンポ☆☆☆☆☆
熱中度☆☆☆☆☆

・著者情報

望月峯太郎(もちづき みねたろう)

生年月日 1964年1月29日
出身地 神奈川県横浜市
職業 漫画家
活動期間 1985年~
ジャンル 青年漫画
代表作
バタアシ金魚
座敷女
ドラゴンヘッド
受賞歴
第21回講談社漫画賞ドラゴンヘッド
第4回手塚治虫文化賞優秀賞『ドラゴンヘッド
第17回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞『ちいさこべえ
2016年(ACBD)2016ベストアジアBD受賞『ちいさこべえ
2017年アングレーム国際漫画祭 シリーズ賞 受賞『ちいさこべえ


東京デザイナー学院卒業後、グラフィックデザインの仕事を始める。

1985年、『週刊ヤングマガジン』にてデビュー、『バタアシ金魚』を連載。

ニューウェーブ作家として注目され、その作風は後の漫画家にも大きな影響を与えた。
バタアシ金魚』、『ドラゴンヘッド』、『鮫肌男と桃尻女』が映画化され、「お茶の間」はテレビドラマ化されている。


・感想
サバイバルパニックホラーの一種にあたる作品なんですけど、多くの人が体験する日常が未体験の非日常に変わる……というのが特徴になります。

そして、これは現代を生きる僕たちにも起こり得る、もしかしたら明日こうなるかもしれない……そんな世界観です。

勘のいい人は冒頭で何が起こって「トンネル落盤事故」が発生したのか分かりると思います。
なので、あえて語りません。

この手の作品あるあるの疑心暗鬼、恐怖との闘いの描写は素晴らしかったです。
闇の中で見た「見えないはずの人影」とは何か、闇との上手い付き合い方とは何か?
10代が背負うにはキツすぎる過酷な運命と選択に引き込まれました。
息つく暇もなく気付けばどんどんページをめくってて、一気に読んでしまう作品でした。

外の世界には他にも人はいますが、過酷な状況は相変わらずで、大人の汚さや謎のカルト集団を前に追い込まれたり、前途多難です。

全ての逆境を跳ね返して無事に家族に会うことは叶うのか……考えさせられること間違いなしの作品です。

面白いというよりはめちゃくちゃ考えさせられる内容です。
本当の敵は内にいる。的なことを改めて考えるきっかけにもなると思うので、今だからこそ読んでほしい作品の1つです。


ドラゴンヘッド

ドラゴンヘッド

  • 発売日: 2017/06/09
  • メディア: Prime Video
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  • 発売日: 2004/02/27
  • メディア: DVD
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  • 発売日: 2006/06/23
  • メディア: DVD
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  • 発売日: 2004/02/27
  • メディア: VHS