神黎の図書館

(将来的には)図書館モチーフのブログにしたいという意思を込めてこの名前にしました。

ドラゴンクエスト列伝 ロトの紋章

ドラゴンクエスト列伝 ロトの紋章  コミック 全21巻  完結セット

・タイトル

ドラゴンクエスト列伝 ロトの紋章

・本の概要
大魔王ゾーマの恐怖が消えてから100年、世界に再び邪悪な気配が広がる。
勇者アルスは三人のケンオウと平和を取り戻す戦いに身を投じる。

・著者情報

藤原カムイ
生年月日 1959年9月23日
出身地 東京都荒川区
職業 漫画家
受賞歴
第18回手塚賞佳作

メビウスより多大な影響を受け、繊細な絵が特徴。
ペンネームの由来は、アイヌ語で神や森羅万象を表す「カムイ」から。

・点数 76点

ストーリー☆☆☆
画力☆☆☆☆
オリジナリティ☆☆☆☆☆
テンポ☆☆☆☆
熱中度☆☆☆

・感想

勇者ロトと世代を越えた約束をした3人のケンオウと次世代の勇者と3ケンオウが紡ぐ物語です。

ロトの血統とはいえ、最初は未熟なので修行、戦闘の末に徐々に強くなる(使える呪文が増える)というRPGチックな部分もあります。

ネタバレになりますが、幼い頃から兄弟のように育ち、共に修行した親友がケンオウの1人の剣王の後継者というご都合主義もとい王道的展開もあるのですが、この2人の関係がボディーブローのように効いてきました。

ちなみに3人のケンオウは剣王、拳王、賢王です。
剣王は幻魔剣とか生きた鎧とか牙狼っぽくて、拳王は速度と衝撃波でテイルズっぽくて、賢王は合体魔法というチート技を使う化け物な訳ですが、彼等も勇者同様子供なので彼等の成長も見所の1つです。

この作品を語る上で欠かせないのがロトの血統の(アルスとは従兄弟にあたる)魔神王ジャガンですよね、勇者の力と魔神の力の双方を扱う異端児なんですけど、僕はこのキャラ好きでした。

敵側の軍団も面白い設定でした。
冥王はバラモスまでもゾンビとして使役しちゃうし、獣王の獣兵団は序盤~中盤にかけての敵として完璧な役割でした。

仲間想いで忠誠心が高い竜王って結構レアだと思います。
この作品の竜王の設定好きです。

勇者とかケンオウとかは序盤、中盤は子供が故の部分に対する苛立ちがこの年齢になるとあったりしましたが、彼等は成長するので人間味溢れてるなぁ~って印象でした。

ただし、妖精ティーエお前はダメだ。
ティーエの存在で結構テンポ悪くなってる気がしましたし、活躍度数を遥かに上回る苛立ちでしたね、最後まで気に入らないキャラクターでした。

味方サイド、敵サイドという単純な分け方だけではなく、敵味方間にある因縁等の関係性が面白かったです。
1万2千年に渡る因縁とか神話チックでよかったです。


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