・タイトル
ケンガンアシュラ
・本の概要
弱気なおっさん・山下一夫が巻き込まれたのは、企業同士が巨額の利益を賭けて闘技者を闘わせる素手格闘試合……その名も「拳願仕合」‼‼
男たちは「なぜ」闘い、拳で「何」をつかむのか?
「究極」の格闘エンターテイメント
・著者情報
サンドロビッチ・ヤバ子
生年月日 1984年11月1日
出身地 鳥取県
職業 漫画家・漫画原作者
代表作
『求道の拳』
『ケンガンアシュラ』自身のサイトで連載していたWeb漫画『求道の拳』が評価され、スカウトを受けて『裏サンデー』にて『ケンガンアシュラ』の漫画原作者としてデビュー。
・点数 96点
ストーリー☆☆☆☆
画力☆☆☆☆☆
キャラクター☆☆☆☆☆
設定☆☆☆☆☆
没入感☆☆☆☆☆
・評価
平たく言えば、企業や商人がそれぞれ雇った格闘家達が戦い、勝てば雇い主に巨額の利益が入る代替え企業バトルもしくは企業の代理戦争なので、大筋としては分かりやすく、一貫しています。
何とも言えない表情から感情ただ漏れまで幅広くキャラクターの心理描写の表現、アクションの良さ、総合的な読みやすさから、この項目は満点にしました。
キャラクターと設定(世界観)の評価については被る部分が多いので、今回は一纏めにしてそれぞれが満点な理由の説明とさせてもらいます。
キャラクター・技・流派・格闘技の数が非常に豊富で、組み合わせの使い方も非常に面白く、見てて楽しかったです。
また、公式ヒロイン扱いのキャラクターが冴えないサラリーマンのおじさんなのも面白いです。斬新でした(笑)
また、一部のキャラクターにモデルが存在する等、その設定の細かさには感心しました。
千葉真一さんと真田広之さんがセットなセンスとかめちゃくちゃ好きです!
中でも主人公である王馬さんのモデルが仮面ライダーカブトの天道総司というこれ以上なく分かりやすくて濃いキャラもそうそういない最強チートなのも個人的には魅力だと思っています。
一部キャラクターは、『ダンベル何キロ持てる?』にも登場するみたいなので、そちらのファンも楽しめるかも?
いろいろな意味で面白くてテンポ良く読める作品なので、基本的には大満足です。
サクサク読めるのはバトル漫画として素晴らしいと思います💮
以下、商品リンクを挟んで、内容に触れつつ、個人的に感じた感想を書いています。
ネタバレが気になる方はご注意下さい。
・感想
バキとか好きな方はもしかしたらハマるかも?
一概には言えないので、読んでみて違うと思ったらごめんなさいm(__)m
この作品はメジャーなものからピーキーなもの、組み合わせたもの等、多種多様な格闘技が出ますが、全て作品内で理屈として説明してくれるので非常に読みやすかったです。
そこそこ長めの巻数ながら、ド迫力な演出と仕合テンポの良さでわりとサクサク読めました。
若干複雑な設定やちょいグロ表現もありますが、基本的には理屈として説明してくれるので、ある程度の読解力があれば大丈夫だと思います。
本来なら相容れなかったはずの全く異なる人生を送った2人の男の出会いは偶然なのか必然なのか……
紡ぎあげた2人の絆が熱い。
個人的に読みやすくて面白いバトル漫画を聞かれたらこの作品を候補として挙げたいぐらいには気に入りました。
強いて言うなら100%完結してないのがマイナスポイントです。
1つの仕合がテンポよく、ダラダラ長引かせないところが素晴らしい作品だったのに、分作になると急に敷居が高くなるっていう。
でもまあ、ほんとに読みやすくて面白みも感じたのでオススメです。
余談ですが、アニメでは王馬さんの声が鈴木達央さんなんですよね、荒々しさと飄々しさ兼ね備えてる声質なので、はまり役なんです。
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