神黎の図書館

漫画・小説・映画・アニメ・ドラマを主観によるグラフ+点数+批評+感想を綴り、作品の評価をあらゆる形で視覚化したブログです。有名な作品から掘り出し物的な作品まで生涯の内になるべく多くの作品に触れて伝えていけたら本望です。

GetBackers 第34巻

GetBackers-奪還屋-(34) (週刊少年マガジンコミックス)

・タイトル

GetBackers 第34巻

・点数 80点

ストーリー☆☆☆☆
画力☆☆☆
オリジナリティ☆☆☆☆☆
テンポ☆☆☆☆
熱中度☆☆☆☆

・本の概要
・失われた刻を奪り還せ!

・感想
父子の対面。

ベルトラインの時空の歪みを上手く利用するとかさすがレジェンド。強さと態度のデカさは比例するんですね、わっかりました。

力+速度≒強さではないというのは評価高いです。
技術と経験で穴埋めするバトルは好きです。
ただやっぱり画が勿体ない。丁寧で迫力はあるんですけど、躍動感がちょっと足りてないかなって感じました。

「死に損ないは下がってろ」って言いながら傷を負う蛮クソだせぇ。
お前が下がっとれや。って話ですよね。

うわくっそ……やられた。
蛮の名前の由来が野蛮ってことは全部計算ってことか、くそー、さすがですね!
見事にしてやられました。

究極の力を持ち合わせた実力が拮抗した2人の決着は殴り合い。
あ、クウガとダグバ……
なるほど、張り詰めた状況で下手にスピードと技術に頼れば隙が生まれる……と。
バトル論の逆説だ、すげぇ。

んー……蛮は呪われし運命にあるって設定なら仕方ないにしても説明せずに背負い込むのはそれはそれで愚の骨頂じゃない?
復讐心に駆られてでもいいから生きる糧を持ってほしかったとかそういうことなのかな?


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