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映画 SAKAMOTO DAYSの率直な感想

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前評判にもある通り、あえて比較するならアンダーニンジャと同様に、原作序盤のエピソードを実写映画として描いたのが今作という印象です。

なので、所謂福田組特有のノリは控えめ(ないとは言ってない)、アクションに気合いを入れた(わりにはCGが多い)という全体的に悪くはないが、じゃあ、2000円以上の値段に見合うのか?という面においては要検討……というよりは、目的によります。

目黒くん目当てだと、思ってたよりは格好良くない、期待してたよりはアクションがCG補正。狭い場所でのアクションシーンを見た直感としては、坂本さんに憧れてるはずのシンくんのほうが強そう

とはいえ、予告編での期待値が高過ぎたのと監督のSNSの使い方が誤射レベルの誇大広告のようになっているだけなので、目黒くんの坂本さんは十分格好良かったです。
そして、初めての本格的アクション以前にあの高身長であのクオリティは才能値抜群に思えました。惜しむべくは真田広之さん直伝の特訓を受ける前の目黒くんだったというところか……と素直に思えるぐらいにはよかったです。本当に、期待値上げすぎただけ笑

前述の通り、高橋くんのシンくんは◎と💮。
花丸でも足りないぐらいアクションが素晴らしかった。
狭い場所での動き方とか光るものがあるどころか心で唸りました。

ちなみにですが、予告編で僕が心奪われた北村くん演じる南雲くんは出番少なすぎた笑

あと、原作やアニメの見た目のイメージ的には色々言われてたけど、喋り方とか顔立ちのお人形感を考えると、めるるちゃんも◎

予想外によかったのは横田真悠ちゃん。
特技がダンスということで、ダンス万能説が立証されたかも!?
お芝居、アクション共に期待以上でした。

でも、個人的MVPは塩野くん。
全身武器人間(ほぼ不死身)の難役を最高に不気味且つ格好良く演じて下さってまして、アフレコ経験豊富な為か、声のお芝居もめちゃくちゃ良かったです!

地味に八木くんと塩野くんの立ち会いは同事務所対決なのでは!?

そして、クライマックスのシリアス場面で目黒くんと塩野くんが福田組の洗練というか、分かりやすく言うと、ムロツヨシ×佐藤二朗のあの押し問答というかシリアスな空気を一気にぶっ壊す掛け合いを見事にやってのけまして……僕は案外嫌いじゃなかったです。

そう考えると、坂本さんがシンくんを端に追いやり言った「バカなの?」は勇者ヨシヒコで言うところの山田孝之くんとムロツヨシさんのあれを彷彿とさせるかも?

個人的には高橋文哉くんのアクションと目黒くんvs塩野くんの長尺バトルが迫力る大スクリーンといい音響で見られたので、2000円の価値はありました。


賛否両論+福田監督への耐性が必須とはいえ、GW期間の同時上映のファミリー層向け映画の競合であったスーパーマリオギャラクシーは4(5)人を軸にしたオムニバス展開の為、初心者向けとは言い難い。

アクション×CGの組み合わせの映画としてライバル枠のアギト-超能力戦争-は大前提として仮面ライダーアギトの知識があり、世界観を熟知していなければなかなかに理解が難しい。

というピーキーな作品達との競合なので、もしかしたら一番万人受けするかもしれない?(コナン映画もコナンファン向けと仮定した場合)。


総評としては、劇場でお金かけて見る価値があるかどうかに関しては、
福田組のノリに抵抗がなく、一定水準以上のアクション映画が見たい場合は◯
福田組のノリがとにかく苦手でアクションに期待しているor役者目当ての場合は△


漫画原作の実写化としては◯
原作未読勢やアニメのみ視聴勢からは目立った大きな批判もない(実際、比較対象がなければ展開のぶつ切りも言う程気にはならなかった)ので、作品を布教する意味や知名度の更なる向上を目指したという意味ならむしろ◎でした。


特定の役者にこだわらず、全体的な演者のお芝居とアクションのクオリティは◎
ただし、本格的アクション映画として見るなら△


続編に対する期待感も△
個人的な今作におけるお値段相当の価値は塩野くんのお芝居とアクション(CG多いけど)が主なので、監督の続編示唆ポストの「目黒くんと志尊くんの戦い」が目黒くんと塩野くんの戦いにどれだけ迫れるか?によると思っています。

後は高橋くんのアクションがどこまであるのかにもよります。
如何せん、目黒くんも高橋くんも志尊くんもスケジュール過多組ですので……。

スラーは勝手に真剣佑くん(彼もスケジュール多忙)だと予想していたので、少し残念ではあるものの、スーツアクターありきという点でアクション面では主演であろうと、到底本格的アクションとは言えない特撮出身俳優さん達の本気のアクションが見られる貴重な場。ではあるので、描くエピソードやキャスティングによっては大化けする可能性は普通にあると思いました。

公開1週間でゴールデンカムイの網走監獄編を抜いたので、世間や映画ファンが求めているのは原作を丁寧に完璧に再現して実写化映画史上最高級に面白い映画に仕上げることよりも、演出面の好みという選り好みはあれど、分かりやすさと勧め易さ、適度に批判しやすい(批判部分は肯定派でもぐうの音も出ない)、ファミリー層向けの仕上がりに留める、漫画から飛び出したような御本人クオリティよりも、コスプレ感否めないと言われようが、可能な限り現在人気で勢いのある若手俳優を各所から集める。
という元来の実写映画のやり方のほうが結局はヒットする。というのが見えて来ました。

勿論、その上で全ての素材を活かせるチームであることが必須条件ではありますが。

ここら辺は漫画を実写化する意味。という哲学的な話になるので、どちらがどうとかはないと思っています。
映画というのは興行でありますから、結果……つまりは売上が全てでありますから。


ゴールデンカムイは原作やアニメ好きな方ほど、食わず嫌いせずにマジで映画館で観て欲しい、体感して欲しい。っていう感じでしたが、
SAKAMOTO DAYSは2000円出してまで他の映画よりこれを選んで!とは思わないけど、先程ご紹介した部分に当てはまるなら、全然その価値はあるぐらいは楽しい映画でした。

もうちょっと言うと、TVの◯◯ロードショーとかサブスク解禁とかで追加料金なく、お茶の間で見たり、くつろぎながら見る分にはむしろ評価上がりそう。
もしかしたら新時代の最適解の1つになり得るかもしれない?って素直に思いました。

どうしても続編作りたいならそれではダメなんですが、
原作のエピソードをぎゅっとまとめて足りない尺をキャラ設定の足し算引き金で補って、アクション面の厳しいところは代理のスタントだけに頼らずにCGをふんだんに使って顔の良さで誤魔化すところは誤魔化す。というのも漫画やアニメ原作の実写化における戦闘シーンの作り方の1つとしてありだなぁ~と観ながら1人感心しておりました。


なので、結局は原作厨で好きな漫画の実写化そのものを毛嫌いし、嫌悪し、クオリティ関係なく認めない。という層は何をやっても認めないのに何故か頼まれもしないのに沸いてきて、観てもないのに低評価を付けたり、観てはくれても、結局は二次元における演出と三次元における演出の違いまでは考えてくれないので、やはり認められず、じゃあ漫画でいい。と本末転倒なことを言い出しちゃうので、難しいところです。
しかしそれも原作愛故になので、難しいところです。

SAKAMOTO DAYS絡みでちょっと面白いのは、原作ガチリスペクト勢からすると、そもそもアニメ版が物足りない。という意見が多く見受けられたので、全国の目黒くん、高橋くんのファンの方々、実写映画が好きな方々、あまり気にしないで下さい。

このブログ内でも再三書いておりますが、原作未読のアニメファンにはわりと好評であり、原作ガチ勢の意見が「じゃあ漫画でいい」なので、ギャグ×シリアス×アクションを映像化した時に起こり得る見せ方のバランスが難しい。という作品ということですね、これも仕方のないことです。


強いて言うなら、フラットに見れば十分面白く、大ヒット御礼狙えるのに、この記事序盤でも書いた通り、監督が「こんなアクション邦画で見たことない!」とか、「続編は決まってない、映画は興行収入が全て」とか、「この映画次第で目黒くんが年商100億の男になるらしいので、したい!頑張ります!」とか誤射で余計な発言してるのが足を引っ張るかもしれません。

後は映画レビューとしての一部意見として、和製ジョン・ウィックは言い過ぎです笑
設定的に言いたいことは分かるけど、キアヌさんは真田広之さんを師匠と崇めてリスペクトしている、目黒くんは現在真田さんの元で稽古している。
ある意味では兄弟弟子みたいな関係の両主演ではありますが、ジョン・ウィックレベルを期待すると一気に酷評されちゃうから誇大広告はやめましょう!


現段階で言えること、思ったことはこんな感じでした。


ここまで読んでくれた方々、ありがとうございました!感謝です(^人^)


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