サラリーマン金太郎 12巻:金太郎、結婚！

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・タイトル

サラリーマン金太郎 12巻

・点数 64点

ストーリー☆☆
画力☆☆☆
オリジナリティ☆☆☆☆
テンポ☆☆☆☆☆
熱中度☆☆

・本の概要

・鷹司の造反！
・金太郎、襲撃さる。
・金太郎、引かず。
・金太郎、会社を救う。
・金太郎、結婚！

・感想
国家の為に必死に働いて国民にコケにされる職業なんてやってられない。っていうのがめちゃくちゃ政治家の本音に聞こえて心が痛い。
そして、カジノを国家収益に反映させる話ってこの頃からもう出てたのかー、これね、理には適ってるんですよ。

襲撃さる。って、するのかされるのかどっちなんだろう？とは思ったけど、そういうことね。

うーん、常識破りの破天荒さが金太郎さんの売りだけど、部下の命背負ってるのにプライドで退けねぇ。って意地通すのは間違ってると思う。

ヤマトのほうには大島さんカムバック。
これは確かに宣言通りだ、有言実行の男だ。

それはいいけど、会長との約束で暴力を禁じられてるのに、本物相手にたった一人で乗り込んで絶体絶命の窮地の中、現れたのはオヤジか……うーん、人脈の神引きもここまで来ると天運というよりはご都合主義かな。

本城総裁は思いの外、気のいいおっちゃん？
否……笑顔からの真顔からのバッキバキの目の威圧には流石の金太郎さんも冷え切った様子。

ご都合主義と言えばご都合主義だし、生まれ持った天運と言えば天運だし、それは捉え方次第ですね。

分かってはいたけど、ばあさんこと中村さん強すぎるww
銀行1個を丸々潰せる力あるのは逆らったら終わりの金融屋の仕切りをする御方だけのことはある。

結婚するのはいいけど、美鈴さんがこれまで手にしたもの、自分の力で手にした全てを捨てさせて自分の領分に合わせさせるのは正解なのか？という疑問はあるけれど、時代もあるだろうし、考え方は人それぞれだし、当人が納得してくれるならいいか。
その代わり、「捨てさせた」事実は残るからね、くれぐれも気を付けてほしい。

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サラリーマン金太郎第12巻