・タイトル
まじっく快斗 4巻
・点数 92点
ストーリー☆☆☆☆
演出☆☆☆☆☆
視覚的面白さ☆☆☆☆
聴覚的面白さ☆☆☆☆☆
熱中度☆☆☆☆☆
フランスの怪盗シャノワールから煽られるところから始まる10話。
目立つ白の衣装で飛ぶキッドとは逆に、こちらは泥棒の王道である黒衣装。
イメージ的にはこれに近い。
誕生石の話だけでシャノワールの正体だけではなく、行き先まで予測したり、誕生石で自分の正体を教えるヒントを送ったり、キザな怪盗キッドでした。
怪盗の動機が自分と被るから親身になるのはいいけど、正体のヒントは言わなくてもよかったのにww
今回は青子も紅子様も空気。
白馬くんはギュンターさんのツアーを追従して海外。
ということで、ほぼ2人の話でした。
今度の標的はエリザベス女王ならぬセリザベス女王が所有する宝石。
無理言って部外者の快斗が豪華列車に乗せてもらうって普通に怪しいけど、最初の1回以降、中森親子は快斗を疑ってないのが不思議笑
そう考えると、蘭姉ちゃんは何回誤魔化しても疑ってきてたから探偵の嗅覚は持ってたんだろうなぁ~。才能は知らん。
で、スネイクとスパイダーも列車に乗ってると。
フィリップ王子は快斗目線だと生意気だけど可愛い。
可愛いけど、誇り高き王の才を感じるね!
何回注意されても「女王陛下」ではなく、「お母様」って呼んじゃうところはまだまだ甘ちゃんだけどww
スパイダーの弱点は見事な潜入+追い込みをかけても、芸術へのこだわりと美学の強さからか、邪魔が入ると手を引くところにあるよなー
原作エピソードに割り込んで伏線張ったのにこれも回収されずに終わってるの勿体ない。
2代目怪盗キッドを追い詰める悪夢の準備は整ったならそこは描いて欲しかった笑
パラレル世界線なのを生かして10年越しに劇場版やるとかどうですか?
先代が盗一って知ってて今が2代目なのを分かってるスパイダーならキッド=快斗って知ってるだろうし、快斗=キッドの弱点が優しさ・甘さ・中森青子って知ってそうだから「快斗の悪夢」はそれ絡みだと思うし、ピンチで助けに来る白馬くんまで画として浮かぶのにやってないっていうのがねww
まあ、大人の事情は仕方ないってウルキオラさんも言ってるからしょうがないけど笑
掛けた保険の設定が本編と違和感なさすぎたいい解釈のアニオリで本当に素晴らしかった。
ナイトメアさんは犯罪プランナーみたいだけど、声で正体分かるのがアニメの弱み?強み?
人の弱みに漬け込んで心を支配するキャラクターに相応しい声質の飛田さん。
脳に腫瘍がある息子を助ける為のナイトメア。
父親を心から尊敬する小さい息子。
ある意味では怪盗キッド親子に似ているところもあるし、快斗は本気で助けたかったんだろうな……。
それにしても、あの一瞬で全てを察するとか白馬くん優秀過ぎるし、セリフの雰囲気がカリオストロへのリスペクトを感じる気がします。
オマージュしてるかどうかは確認を取ってないので分からないです。
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