・タイトル
きみに恋する殺人鬼 第5巻
・点数 72点
ストーリー☆
画力☆☆☆
オリジナリティ☆☆☆☆☆
テンポ☆☆☆☆☆
熱中度☆☆☆☆
・本の概要
・きみへの偽りの恋
・きみとさよなら
・僕の人生
・僕の現実
・きみは今
・わたしを満たして
・わたしを助けて
・わたしはひとり
・感想
まあ……恋って、理想の押し付けみたいなとこは実際あるよね、言わばエゴとエゴのシーソーゲームですもんね。
作品を通して、基本的には鈴木くんは嫌い。で通してきたけど、最終巻の鈴木くんは嫌いじゃないし、彼の選択は別に間違いではないと思う。
少なくとも自分の過ちに自分で気付いてるのは成長だと言えますし、自分で被害者面するのは間違ってるだけで、気の毒な被害者な面も元々はあったし、そこと不器用な彼なりの必死な努力は認めて然るべきだと思ったり。
あら?褒めた側から逆戻りかい?
まあ、別にいいけど。
本質的にそうであれば簡単には変われんよね。
鈴木くんに最初に忠告してくれた心愛ちゃんの友達の舞ちゃん。
ドライそうな感じが逆に取っ付きやすくて大学内では友達が多いらしいけど、実は本当の友達は心愛ちゃん説あるよね。だとしたら悲しいね、予感があったからそうならないように先んじて止めようとしたのかも。
えー、どうしよう、心愛ちゃん好き。
このどうしようもないクズさ加減がたまらなく好き(笑)
間違いなくきみは狂っている。
狂ったメンヘラだ。
だけど、それでいい。それがいい。
きみはきみのままでいい。
とは思うけど、要望に応えられる気はしない(笑)
最後それでよかったのかなぁ~?と思いはするけど、それが一番心愛ちゃんらしいとも思う。
色々と釈然しない部分がある以上、いい最終回・最終巻とは言えないけれど。ごめんね。
鈴木くんはある意味で兼ねてからの望みが叶ったとも言えるから彼の物語としてはよかったんじゃないかな?
世間と個人は別物ということで。
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