・タイトル
最高の人生のはじめ方
・点数 92点
ストーリー☆☆☆☆☆
演出☆☆☆☆
視覚的面白さ☆☆☆☆
聴覚的面白さ☆☆☆☆☆
熱中度☆☆☆☆☆
・評価
心が洗われるようなストーリー展開というか、荒んだ心を取り戻す洗浄効果のある作品でした。
そして、ひねくれつつも学びをくれるのも1つの特徴でした。
主人公が小説家として有名であることを前面に押し出した構成であり、作品全体の演出として好みでした。
個人的なことを言えば、気になる役者さんが増えたので、そういう出会いをくれたことにも感謝です(^∧^)
以下、商品リンクを挟んで、あらすじと内容に触れた感想を書いています。
ネタバレが気になる方はご注意下さい。
・あらすじ
モンテ・ワイルドホーンは著名な小説家。
しかし今はアルコールに溺れ、創作活動への意欲も失い、孤独な日々を過ごしている。
このままではいけないと思い悩んだ彼の甥であるヘンリーは、避暑地で夏を過ごし、何とかしてモンテの執筆への意欲を取り戻させようと働きかける。
そして、運命とでも言えるその場所で、彼は魅力的なシングル・マザーであるシャーロットと3人の娘たちと交流を持つようになる。
彼女たちのひたむきさに触れ合ううちに、創造性、優しい心を徐々に取り戻していくことになるのだが・・・・。
・感想
最初はのどかな風景とそれにそぐわぬ、酒に溺れたひねくれた・荒んだ心の車椅子のおじいさんというニッチな組み合わせ。
そんな中、隣人でもある美人なシングルマザーと3人娘や「特別な子」でもある男の子を介して、人の心を取り戻し、人生をリスタートする物語です。
西部劇作家として著名な人物が再び執筆するまで、娘の誕生会にも現れない夫と離婚裁判を控えた?母親と、父親に会いたい娘、何者かになりたい子等、タイトル通り、人生の始め方が主題となっており、序盤から問題に向き合っていき、最後はハッピーエンドに終わります。
その結果、使い古されたストーリーと言われたり、そんな甘い結末は望んでない。と国内外で酷評も数多くされているみたいですが、僕はこの作品好きです。
心が温かくなるので。
こういう娘いいなぁ~とも思いますし。
そんな娘役ですが、個人的に度肝を抜かれたのは実質的にW主人公を担っていたフィネガン・オニール役のエマ・ファーマンさん。
直近だとアベンジャーズ:エンドゲームのキャシー役で出演していたようです。
リンゴ……ポール、ジョン、ジョージ…あー、そういう!
犬の名前にしていいのか⁉️って考えるのも犬に失礼ね。
リンゴ改めスポットくんの動きが獣で可愛い(笑)
そして、なんか変な動き?ピョンピョンしてる男性はなんなんだ⁉️ダイエット運動?
特別な子……なるほどなぁ~
うさぎ跳びで移動してたの可愛い。
それにしても……ディエゴか、ディエゴね、ん?ディエゴ?
いたいけな少女から本当にお金を受け取るのは戴けないけど、一応ちゃんと授業はしてるからよしとしましょう。
「想像力」。
それは確かに、人間が誰しも持っていて、作家は特にそこの能力に長けていると思う。
本というのは友達がしてくれないことをしてくれる。考えたい時には黙っててくれる。
確かに。本を読みながら自己投影なり、想像の世界に浸ったりする時間って誰にも邪魔されない、意見されない、「自分だけの時間」だもんなぁ~
これは……月光?いや、違うか、これは同じベートーヴェンでも違う曲……ピアノソナタ 悲愴の第二楽曲か!(←調べました)
妻をインフルエンザで失くしたか……
ピエロが喋っちゃダメでしょwしかもクズい。
が、スカッとする。少し気の毒な部分もあるけれど。
西部劇作家っぽい。
小説家≒ペテン師?
まあ…分からんでもないけどw
カールくんとモンテさんの関係性もいいんだよなぁ~
カールくん可愛くて癒しでした。
素直で可愛い。無邪気で可愛い。多分一番の推しです。
そして、最後よかったなぁ~
感動っていうかほっこりっていうか、タイトル通りというか。
それと、終盤の小説家が書く物語と演奏家?のピアノによる夜のお洒落な個人的会話と見えないワルツが素晴らしかったです。
「見えないものを見る」
それが大事。
深いですね!
見た人には分かるはずであり、最後まで見たら刺さるはず💮
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