神黎の図書館

主観によるグラフ+点数+感想を綴る読書感想文風書評ブログです。月間で読む漫画は150冊~200冊。小説や映像作品についてもちょこちょこと。

DEAR BOYS

DEAR BOYS 文庫全12巻 完結セット (講談社漫画文庫)

・タイトル

DEAR BOYS

・本の概要

バスケの名門校・天童寺から瑞穂に転校してきた哀川和彦。
哀川は廃部寸前だった瑞穂バスケ部への入部を希望した。
175cmの身長でダンクを決める哀川の実力と、バスケにかける情熱で活動を再開した男子バスケ部。
そして、最初の練習試合の相手が成田中央に決まった。
男子バスケ部を活動停止に追い込んだ元顧問・下條の転入先。
因縁の試合に熱くなった藤原が暴走し、チームワークを乱す瑞穂。
それを相手に、冷静に得点を重ねる成田中央。
因縁の試合は瑞穂不利のまま、後半戦に突入する。

・著者情報

八神ひろき(やがみ ひろき)

生年月日 1966年7月5日
出身地 新潟県柏崎市

職業 漫画家
活動期間 1987年~
ジャンル 少年漫画
代表作
『2人におまかせ!』
G-taste
DEAR BOYS

1986年、第37回週刊少年マガジン新人漫画賞入選。

1987年、「月刊少年マガジン」にて『2人におまかせ!』でデビュー。

2007年には『DEAR BOYS ACT II』で第31回講談社漫画賞少年部門を受賞。

高校2年の時にバイク事故で大怪我をし、治療中に差し入れられた『りぼん』がきっかけで、少女漫画を描いてみることにした。

ペンネームの八神は、好きだったミュージシャンの八神純子から。

・点数 56点

ストーリー☆☆☆
画力☆☆
キャラクター☆☆☆
設定☆☆☆☆
没入感☆☆

・感想
王道かどうかは分かりませんが、ストーリー展開はわりと分かりやすいです。

キャラクターの表情の描き方自体には光るモノがありました。
が、スポーツ(バスケットボール)を題材にした作品なのに躍動感がビックリする程ない(ように個人的には感じました)。
バスケなので躍動感が物足りないと作品に対する満足度にダイレクトに影響するので、重く捉えました。

キャラクター面の評価は正直、見る角度によります。
あくまで、1人のスタープレイヤーを中心とした物語として評価すれば、作り込まれたキャラクター性はあります。
作品全体としてはストーリー上のチームの危機に対して以外の部分でサブキャラクターの役割が薄いのがやや気になりました。

恋愛を通じてバスケット選手として成長していくコンセプトと聞いてたわりには期待値よりはかなり下でしたが、不良バスケ部の再建、天才プレイヤーがもたらす化学反応、女性の監督、放置主義vs管理バスケ、テクニックvsエキサイティング等、作り込まれた世界観はありました。

正確に言えば、僕の中では、スタートダッシュはよかったけど、ラストで失速した作品です。
ラスト2巻はイマイチ集中出来なかったし、上記の理由で読み終わりの満足感も皆無だったのでこういう評価になりました。


以下、商品リンクを挟んで、内容に触れつつ、個人的に感じた感想を書いています。
ネタバレが気になる方はご注意下さい。


平たく言えば、活動停止に追い込まれたまま腐ってしまった不良を含めたチーム仲最悪なお荷物的な男子バスケ部に超名門校から転校して来た世代を代表するレベルの超天才プレイヤーが旋風を巻き起こす!!
という内容です。

バスケ部の再建に加えて主に序盤だけですが、スカートめくりをする主人公の哀川くんなので、旋風と表現しました。
そこも含めてちょいちょい不快感を与える可能性がある作品というのも作品の1つの特徴です。

スピードがめちゃくちゃ速くて、美しいスリー、170そこそこでダンクを決める等、哀川くんのバスケットセンスは本当に凄いです。

個人的なこと言えば、キャラクターの評価が真逆になったりもしてるので、途中まではよかったんだけどなぁ~
続編にあたるAct2以降を読む気が起きなかったのは仕方ないとして、1に当たる今作は今作で綺麗に終わるならまだしも、めちゃくちゃ続くように描かれていますし、もうすぐ終わるのにダラダラ喧嘩というか、チームの危機みたいなのがあったり、構成があんまり好きではないかなぁ~というのが本音です。

本来は続編ありきで評価する作品だと思うので、ここだけで評価を下すのは早いのだとは思いますが、そこに関しては申し訳なく思ってます。
ただ、絵柄はわりと好みですし、部分的には面白いところ、熱いところもあったので、現状では続編を読むつもりがなくても、この作品を読んだこと自体に後悔は全くないです。



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