・タイトル
センゴク一統記 第13巻
・点数 100点
ストーリー⭐☆☆☆☆
画力☆☆☆☆
オリジナリティ⭐☆☆☆☆
テンポ☆☆☆☆
熱中度☆☆☆☆☆
・本の概要
・天下人の業
・栄達と誇りと
・知行宛行
・現世と幽玄
・幽玄の智
・織田信雄の決断
・雌伏の刻
・笠寺談義
・調略の要
・感想
そうか、柴田さんも佐久間さんも権兵衛は知り合いどころか一時近しかったもんなぁ~
仮に仙石さん本人が気にしてなくてもこっちは少し切なかったりする。
賤ヶ岳合戦は思いの外シンプルにまとめてきたけど、それが故に切ない。
仙石さんの出番が少ないからこそ出来る演出かもしれませんね……そこら辺の演出は上手いと思いました。
恒ちゃんが弱気⁉️
というか天下人となった秀吉さんの笑顔のブラックジョークは脅しですよね、怖っ。
とりわけ大きな国を築いた父上(家康)はとりわけ不幸……
なるほど、徳川の強さを不幸と解くか、なかなかに興味深い。
窮地に追い込まれて織田の血が覚醒する?
そして、織田が二分される内紛を越えて、羽柴と徳川の衝突⁉️
小牧・長久手の合戦編スタート!
通称、小牧・長久手の戦いに至るまでの経緯として遡ること2年、上杉・北条連合軍5万に対し、数で圧倒的に劣る(兵1万)徳川がなんと互角に張り合う(@ ̄□ ̄@;)!!
信雄とは違い、未来を見据えて長年の同盟国に対して「不義」を行うべきか否かという話は現代に置き換えること出来ますよね、置き換えた場合は日本は切られる側の立場だと思いますが。
何故、戦国大名は他国への不義、侵略が赦されるのか……
この問い(自問自答)は、今川の支配や織田への服従を心地好いものだと受け入れた「徳川家康」にしか出せない、辿り着けない境地な気がします。
なので、こちらが何かを言うのも違うと思い、見届けるしかないとも思う。
本人にとっては赤っ恥、悔しさや無念さを忘れぬ為の記録だとしても、何も知らぬ他人から見れば美談になり、語り継がれることもある。
世論とは誠に身勝手であり、得てしてそういうものなのだ。
少し前からその予兆はあったけれど、本格的に秀吉さんがヤバい奴になりかけてるのを犇々と感じます。
正統性は織田の血を引く信雄殿にある。
が、羽柴秀吉は天下を纏める器があり、まごうことなき天才である。
なるほどね、織田信長の義弟としてはそう簡単には決めれんか。
そして、戦において奇襲や神出鬼没の攻めは有効どころの騒ぎではない。
なるほど、これが天才羽柴秀吉の……木下籐吉郎の軍略か。
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