神黎の図書館

漫画・小説・映画・アニメ・ドラマを主観によるグラフ+点数+批評+感想を綴り、作品の評価をあらゆる形で視覚化したブログです。有名な作品から掘り出し物的な作品まで生涯の内になるべく多くの作品に触れて伝えていけたら本望です。

FINAL FANTASY零式外伝 氷剣の死神 第4巻

FINAL FANTASY零式外伝 氷剣の死神 4巻 (デジタル版ガンガンコミックス)

・タイトル

FINAL FANTASY零式外伝 氷剣の死神 第4巻

・点数 100点+++

ストーリー☆☆☆☆
画力☆☆☆☆
オリジナリティ☆☆☆☆☆
テンポ☆☆☆☆☆
熱中度⭐⭐⭐⭐⭐

・本の概要
・氷剣の死神
・もう一人の英雄
・裏切り
・届かぬ想い
・堕ちた英雄

・感想
英雄と評されようが、

人に死を与えることは出来ても人を救うことは出来ない死神だ

という評価は一理ある。
だから永遠に死神ってのも間違ってはいない……とは思う。

うん…やっぱり哀しいね、助けたかった想いも、辛い気持ちも自責の念も、感謝の気持ちも最期の言葉も…涙の理由も全部全部忘れてしまうのはやっぱり辛いです。
世界のルールでクラサメさんが忘れちゃうなら、僕が代わりに受け止めて泣きます。

そして、「本当に好きだった」、「私も好きだった」という死ではないお別れもなんだか切ない。
これから進む道が違いすぎるから……っていうのなら何故出会ったのだろう?
運命の皮肉ってやつかな?

そしてそして、ナレーションベースの語りも過去形になっているのがすごく哀しい。
この巻始まってからずっと哀しい。
楽しそうな平穏が挟まれてることすらも……。

さて、ようやく名前が出てきた白虎。
あぁ……哀しみはクライマックスまで続くのだろうか?

白虎の英雄「モルス」
味方を躊躇わずに斬れる狂人と凶刃。
動きはちょっと進撃のそれを彷彿とさせます。
二刀流ですし?

氷剣の死神も格好いいけど、白銀の豺虎も格好いい!!✨

英雄は人を都合よく、体よく動かす為の欺瞞でしかないというのは凄く分かる。
これは、「天才」とかそういう類いの言葉にも言えることだけど。

狂戦士じみたモルスさんは凄く好きだし、青臭いクラサメさんも好き。

そして、四天王の一角が裏切ったことにより、先の「英雄なんて都合のいい~」が改めて強調されました。
人間ってほんと勝手だよね。

あら?ナギじゃん!子供ナギくんだ!
可愛いw

怒るという行為は人のためってのはね、分かりますよね。
怒るのってエネルギーかなりいりますもん。

モルスさんはまあ、狂ってる時点でお察しなんですが、そういう倒し方なのね?
逆に完膚なきまで叩きのめされてる気がします。
的確に壊す辺り、さすが氷剣の死神。


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