神黎の図書館

漫画・小説・映画・アニメ・ドラマを主観によるグラフ+点数+批評+感想を綴り、作品の評価をあらゆる形で視覚化したブログです。有名な作品から掘り出し物的な作品まで生涯の内になるべく多くの作品に触れて伝えていけたら本望です。

四月は君の嘘 第5巻

四月は君の嘘(5) (月刊少年マガジンコミックス)

・タイトル

四月は君の嘘 第5巻

・点数 100点++++

ストーリー☆☆☆☆☆
画力☆☆☆☆☆
オリジナリティ☆☆☆☆☆
テンポ☆☆☆☆☆
熱中度⭐⭐⭐⭐☆

・本の概要
・堕ちる
・君といた景色
・線路沿いの道
・橋の下

・感想
もしかして渡くんが本当に好きなのって……まあ、いいか、この話は。
大事なのは、「逆境でこそそいつが本物かどうか分かる」「星空は夜に輝く」
この2点から、暗闇の中でこそ輝ける何かが大事って話ですよね、相変わらず渡くんはいいこと言うなぁ~

完璧→乱暴で粗悪→色付く音色
異なる演奏者の如く弾く音色が今の有馬公生ってことだね?

3人目と評された最新の公生くんの演奏は漫画越しでも泣けてくる……その力がある。一途で切ないたった1人の為の演奏。
そうか、元々がお母さんの為だったから、君はそのタイプの演奏家なんだ。

天才が凡才に堕ちたからこそ与える感動だとしたらこれは奥深い。

完全無欠のヒーローなんてレッテルは剥がして正解なんだよ、きっと。
誰かのヒーローだって人間なんだから。

それにしても公生くんが急に走り出して戸惑う幼馴染み2人に対して天真爛漫スマイルなかをちゃん可愛い。

「ぼくがいつもそばにいて助けてあげられるとは限らないんだよ、チャーリー・ブラウン

このセリフだけで泣きそうです……。


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