・タイトル
透明なゆりかご 第4巻
点数 96点
ストーリー☆☆☆☆
画力☆☆
オリジナリティ⭐⭐⭐☆☆
テンポ☆☆☆☆
熱中度⭐☆☆☆☆
・本の概要
・この子、誰の子
・床下の子
・助産師とトラウベ
・3人の母
・置き去りの子
・出産不安
・駅裏の子
・立ち会い出産
・感想
出産と待望のご対面、その奇跡の瞬間が絶句案件になるのはちょいとヘビーな問題だぜ、ベイビー。
似てないどころの騒ぎじゃないよね、髪色と目の色が違うんじゃなぁ~
僕ならそれでも信じるけど、疑いたくなる気持ちも分からんでもないし、仮に夫婦間で信頼し合っても周りはそうは思わないとか前途多難なんだろうなぁ~
ただまあ、離婚だなんて…これからどうしよう。とか、必死に説得しようとしてた人が「一時は離婚も考えたけど、全員土下座してきたからやめてあげた」って冗談でも言うってことはえらく立場が逆転したもんだ。
この人の性格は恐らく好きではない。申し訳ないですけどね。
まあ、すくすく育って髪色も抜けてきつつあるならなくなるだろうし、一応よかったのかな?
え、つっちーどうなったの?
希望的観測で締め括る内容じゃないってば!
鍋バーの話好きです。
昔は散々頼ってきたのに用済みになったら邪険に扱われる老婆が希望を取り戻すお話でもあるんですけど、真面目に好きです。
拓ボーと玲花ちゃんの話も好きでした。
幼い頃に受けた愛情は今でも確かに覚えています。
医療系は感情移入し過ぎる人は憔悴してしまう職業ってのはよく言われてるけど、内側から描くと産婦人科だって例外じゃないことが分かりました。
しかも送り出した後は基本的に見届けられないんだから余計辛いかも。
子供には難しい話かもしれないけど、初対面の日本在住の外国人の子供(ハーフ含む)に恐る恐る英語で挨拶するっていうのは地雷かもしれないから気を付けよう!
子供だけじゃなくてある程度の年齢までは肝に命じたほうがいいことだと思ってます。
何で忘れてたんだろう?って記憶なんだろうけど、それ以上のトラウマでもあったかもしれないし、幼心にはなかなか受け入れ難い出来事だったと思う……そう考えると、×華ちゃんって子供の頃からいろいろな出会いと経験を繰り返してる稀有な存在なんだなぁ~
一見クズに思えても、愛の形は人それぞれだからこれはこれで悪くない結果だと思います。
勝てばいいというのは確かにそうなのかもしれない。
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