神黎の図書館

主観によるグラフ+点数+感想を綴る読書感想文風書評ブログです。月間で読む漫画は150冊~200冊。小説や映像作品についてもちょこちょこと。

透明なゆりかご 第2巻

透明なゆりかご~産婦人科医院看護師見習い日記~(2) (Kissコミックス)

・タイトル

透明なゆりかご 第2巻

点数 76点

ストーリー☆☆☆
画力☆
オリジナリティ☆☆☆☆☆
テンポ☆☆☆☆☆
熱中度☆☆☆☆☆

・本の概要
・産科危機
・初産指導
・ドゥーラさん
・不機嫌な妊婦
・14歳の妊婦
・子供嫌いの看護師
・縁をつなぐ子

・感想
んー、DVは良くないってか悪いことではあるけど、その過程の旦那さんの不安感を無視してほしくないなぁ~

いきなり妊娠しないのはあなた側に問題があるかもしれないって言われて、不妊治療受けて、おそらく会社でもあることないこと言われてストレスも半端ではなかったんだと思う。

別に旦那さんを肯定する気はないけど、最低の一言で切り捨てるのも違うと思う。
妊婦さんのナーバスを受け入れる感じで、旦那さんの不安感を払拭させるようなコミュニケーションは取ったのだろうか?
会話不能になるまで異変に一切気付かなかったから浮気を疑われた可能性もあるんじゃないかなぁ~

描き方が旦那家族が一方的な悪役になってしまっているので、そこが気にはなるところです。

会う度に怒鳴られ、失敗を見られれば叱責される。上司でもないのに……
という状況下でその人を好きになるのは難しいと思います。
難しいとは思いますが、その人にはその人の事情があるのだから、決め付けて害悪認定するのはよくない。

厳しさの中の優しさ。
それが分かる大人は意外と少ない。
気付けるかどうかで成長度合いは変わると思います。

14歳の母というドラマも色々考えさせられましたが、このケースが結構あるっていうのが重いですよね、否定はしない。
ただ、責任の取り方とか親の気持ちも入ってくるので難しいし、簡単にモノを言える話ではないと思う。

そして泣いた。心が泣いた。
大変なことも多いと思うし、苦労も絶えないと思う。嫌なことも言われると思う。
それでも、だからこそ、生まれる絆は本物だと思う。

×華ちゃんは自分の物差しで人を測って勝手なこと言う癖あるけど、想像力足りてないと思う。
いくら知り合いだからって相手の事情を想像せずにズカズカ行き過ぎ。

ただ、この作品の場合はエピソードタイトル毎に時系列が多少前後するところがあるので、成長も一旦戻って……って感じなので、年齢によっては仕方ない部分もあるので一概にダメだ!とは言えません。
ちょっと考えようか?ぐらいです。

全てを否定する気はないと思うけど、×華ちゃんに問いたいのは、「常識的なことって言ってるけど、じゃあ、その常識的というのは誰基準でなの?」っていうところから始めたいですよね。

×華ちゃんもまだ若いからなんだろうけど、常識とか普通なんて概念というよりは抽象的なものであり、時代の変化や誰かの都合で逆転する曖昧なものだから、それを基準にするのがそもそも正しくはないと思う。
間違ってるとは言わないけど、正しいとは思えない。

後輩の成長を振り返っているようで実は自分の成長物語にもなっているのが「子供嫌いの看護師」のエピソードでした。

あー、20、18、14差の弟や妹はキツいかもなー
とはいえ、長男が20歳で4男が6歳なら長男はもやもや2回目か。

お父さんの41だから油断してた発言は絶対にダメだと思うけど、思春期の男の子達の気持ちは分からなくもないからこれまた難しい……。

結果的に収まってるから別にいいんですけど、そもそも自分が被害者だと思い込んで相手の気持ちも自分の非も考えない態度は嫌いなんですよね、苛立ちはないけど、本能的にこいつ嫌いだなーって思う感じです、はい。

都合良すぎ思考なので若い頃はお花畑だった可能性ありますね?


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