・タイトル
自殺島 第6巻
・点数 84点
ストーリー☆☆☆
画力☆☆☆☆
オリジナリティ☆☆☆☆☆
テンポ☆☆☆☆
熱中度☆☆☆☆☆
・本の概要
・動き出した闇
・正体
・混乱
・港側集落
・交渉決裂
・逡順
・訪問者
・山小屋の二人
・悲愴
・名前と誓い
・感想
はい、裏切り者の正体はやはりヤツでした、予想通りです。
まあ、本当は秩序のない世界では裏切り者なんて概念ないんですけどね、目的の為に利用し合う関係だって簡単に否定していいものではない。
ある種正論なのは名義上、裏切り者と呼ばせてもらう人のほうなのかもしれないし。
それはそれとして、サワダが思いの外小者の匂いがします、嘘だろ?オイ……
生きる為に他の動物を射抜くことが許されるなら、それが人間相手でも別にいいのではないでしょうか?
殺らなきゃ殺られる状況下で資格がどうとかモラルがどうとか言ってるのはやっぱりまだ甘っちょろい気がしますね、セイは。
射抜くことが正しいとは言わんけど、ケースバイケースで言えばOKの場面でしょ、そこは。
迷ってる間に手遅れになったら終わりじゃない?って残酷にも思ってしまいました。
なんか知らん間にケンが狩人として成長してる⁉️
そして、ケンとトモが仲良さげな姿にほっこりしました。
セイがきっかけで変わった2人という意味では共通点ですよね、友達の友達は友達ってこういう理屈で成り立ってるのかな?
「我慢できる」という言葉と「養父の操り人形」という言葉は掛け合わせると最悪のイメージしかないよね。
心理的トラウマはフラッシュバックするから一生モノの傷である……ってのがよく分かる話でした。
迂闊…ではあったとはいえ、親しくなりたいから名前を呼びたいというのは自然な流れなので、これは責められないですね、さすがに。
セイ、イキルと同様の意味を持つリヴ……いい名前だと思う。
セイは氷の心を溶かすチカラあると思います。
だんだん名前負けしないキャラクターになってきました。
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