神黎の図書館

漫画・小説・映画・アニメ・ドラマを主観によるグラフ+点数+批評+感想を綴り、作品の評価をあらゆる形で視覚化したブログです。有名な作品から掘り出し物的な作品まで生涯の内になるべく多くの作品に触れて伝えていけたら本望です。

キーチVS 第9巻

キーチVS 9

・タイトル

キーチVS 第9巻

・点数 92点

ストーリー☆☆☆☆
画力☆☆☆☆
オリジナリティ⭐⭐☆☆☆
テンポ☆☆☆
熱中度☆☆☆☆☆

・感想
どうやら余計な心配だったみたいですね、めっちゃ食い気味やん(笑)
そして、みさとちゃんのキャラクター性がここに来て刺さりました。
これはいいウザさだ。

「俺は好きな人の為なら人でも拐える」

これ言えるの凄いね、格好いいと思う。
革命って危うさとスレスレラインでせめぎ合うものだよね、いいと思う。

社長の孫のヒロくん、マジで頭いい子だ。
この子がいれば安心かも。とさえ思えます。
誰かのせいにするのも見て見ぬふりも簡単だけど、結局は自分がどうしたいか…ですよね、分かる。

カリスマとしての引退…キーチは世間が変わらないことを悟り、「好きにしろ、俺もそうする」と世間に公表。

大人より子供のほうが行動力があり、未来もある。
先祖の代から大切なものを受け継ぎ、後世に伝えるのが大人。
そういう意味ではこの国は子供しかいない。
安全より金儲けを優先した結果がこの有り様。
この言葉の全てが現代日本にも突き刺さりますし、わりとタイムリー。

そして、宣言通りのこの罪を被る国家テロ予告だ……これ、実際に起こったらどれだけの人が付いてこれるかな?


キーチVS 9

キーチVS 9