・タイトル
バクマン。 第15巻
・点数 100点++
ストーリー☆☆☆☆☆
画力☆☆☆☆☆
オリジナリティ⭐☆☆☆☆
テンポ☆☆☆☆☆
熱中度⭐☆☆☆☆
・本の概要
・焦慮と逆転
・分析と結果
・熱血と完敗
・似顔絵とひやかし
・青春と末路
・熱と灰
・模倣と無意識
・逆立ちと立て直し
・励みと想い
・感想
七峰くんのやり方は別に悪くはないと思うし、無報酬なら無責任になっても仕方ないとは思う。
ただ、中井さんの独断はどうかと思うし、「喋るな」って言われて書き込む奴らだから責任感がどうこうとかより単純に頭悪いのかなって思いますね、はい。
今の七峰くんと最初のファンレターの七峰くん比べたら確かに悲しくなりますね…いや、別に今の七峰くんも嫌いじゃないけど、純粋さが歪むとこうなる…の典型みたいで悲しい。
ほう、小杉編集が熱くなってなんだか格好いいぞ。
可愛い顔してやるな!
七峰くんの存在って大場さんの良さを凝縮したキャラクターって感じします。
亜城木くんも超トラブルメーカーですが、中井さんも問題起こしまくりだからそりゃ出版社から煙たがられてもしょうがないと思う。
中井さんには呆れてモノも言えないけど、全部人のせいにするからいけないんだよね、自分の行動に恥じては自棄になり、問題を起こす…最低だ。
平丸さんも蒼樹嬢も好きだから中井さんにはさっさと更正してほしい、更生のほうかな?
上手くいけば超戦力だからそうなったら罪は帳消しぐらいの感じに思ってます。
実質、中学から仕事漬けだった最高にとっては同世代との感覚の開きを実感する同窓会だったか、それはちょっと切ないね、あり得たかもしれない未来ね……
この同窓会エピソードは若くして漫画家になることへのアンサーになってるのかも。
順風満帆の後には困難が立ち塞がる…これもまたセオリーですね。
というか漫画の模倣犯が現れたとして、それって漫画、漫画家、出版社の責任なの?っていうところからですよね、そんなの結果論でしかないと思うし、創作物の完全犯罪を模倣出来る代わりに防ぎ方も漫画から学べるとは考えないのかね?
だとしたらおバカちゃんだね、大事なのは逆転の発想なのに。
あの香耶ちゃんがいい奥さん、頼れる奥さんに…泣ける。
そうか、新妻くんがとうとう本気で1位を取りに行くか…つまり、嫌いな漫画を1つ終わらせる権限を取りに。
このプロ根性と作家「亜城木夢叶」との向き合い方は全面的に真城くんに賛同です。
信じて待つし、それでもダメなら自分が助ける。
高木くんのほうは「もう最高を落胆させたくない」という精神で…うん、これは熱いね、これは素晴らしい心意気だと思います。
いやー、模倣犯を逆手に取ったPCP面白い。
そして、ここでは犯罪者を指してますが、僕の個人的な意見として、誹謗中傷にも当てはめられると思ってます。
否定は誰にでも出来る、猿にでも出来る。
が、批判対象をフォローすることはそう簡単に出来ることではない…大事なのはミスを責めることではなく、ミスした人を受け入れてあげることなんだ。
って言いながら、猿にでも出来るって猿に対して物凄く失礼だなって思いましたね、自分でも…申し訳ない。

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