・タイトル
人狼ゲーム MAD LAND
監禁した高校生達に殺し合いをさせ、生き残った者に1億円が与えられる殺戮ゲーム。
「村人」が圧倒的不利なルールで、生存条件は″皆殺し″だった。
・点数 100点
ストーリー☆☆☆☆☆
演出☆☆☆☆☆
視覚的面白さ☆☆☆☆☆
聴覚的面白さ☆☆☆☆☆
熱中度☆☆☆☆☆
・評価
ぶっちゃけその発想はなかった!という部分を突いた意表を突かれた人狼ゲームでした。
何がを書くとネタバレになるので後述部分に書いてます。
ゲーム上、珍しすぎる特殊環境になった為、作中は最初に役職を自称した2人が王として君臨する展開になるのも高校生らしくてなかなかに面白い演出でした。
実写シリーズとしては最高難度のhellモードでした。
どの方向から見ても最難関な人狼ゲームだったのが高評価の理由です。
以下、商品リンクを挟んで、あらすじと内容に触れた個人的な感想を書いています。
ネタバレが気になる方はご注意下さい。
・あらすじ
小池萌は、9人の高校生たち椅子が円形に並べられた部屋で目覚める。
何人かは動揺しているものの、比較的全員落ち着いていた。
何人かはこのゲームが人狼ゲームであり、負けた人間は死んでいくというデスゲームであることを理解していた。
テレビ画面に文字が表示され、各自のカードを見て役職を確認すること、他人のカードを見てはいけないこと、建物から出てはいけないこと、ルールを守らなければ死んでしまうこと。等のルールが淡々と流れていく中で今回の構成が発表される。人狼側:人狼1人
村人側:予言者1人
用心棒1人
その他:狂人7人最後に画面には「それではみなさん頑張って生き抜いてください」という文字が表示され、萌は「狂人村(マッドランド)だ」と一言呟く。
ゲームのルール(マッドランド)
・感想
6作目ともなると攻めるしかないか~
村人側は予言者と用心棒の2人のみ。
人狼自体は1人だけど、残り7人は狂人という狂った村。
この攻め方は想像してなかった!
普通の人狼ゲームは予言者が最初に名乗り出て用心棒に守ってもらうが、この作品に関しては人狼側のほうが多いので、名乗り出てるのは自称人狼。
名乗り出た二人の自称人狼が王として君臨する不思議な人狼ゲームでした。
それも序盤だけですが。
というのも、ルール的に生き残れる狂人は1人のみ。
その事実がある限り、圧倒的有利な人狼側において狂人に安息の時間はない。
これがこの狂人村の真実かなって思います。
お芝居込みでよかったキャラクター。
小池萌、佐藤彩乃、庄司蒼空、加納蓮。
浅川さんは咲の和、かぐや様の藤原書記の子なので知ってました。
というか結構好きな子ですね、はい。
松永さんは暗殺教室出てたのか……うん、見たけど、分からん。
ただ、最もいいお芝居してました。
個人的にはMVPあげたいです。
男の子二人はどうやらテニミュの桃と海堂なんですね!これはエモい。
さてさて、内容に少し触れていきましょう。
主人公は用心棒なのですが、この状況で予言者ですらないとか最高難度のhellモードですよね……だからこそのスリル、緊張感がありました。
オカマちゃんがいたり、若干百合っぼい展開があったり、ちょっと深いところもありました。
生き辛くても耐えてるとか、このゲームに選ばれた理由は分からなくても、ここにいる意味は分かる……それぞれのシーンは心にズンと来る切ないシーンでした。
そして、処刑を含めると最初に死ぬ数人以外はわりとまんべんなく手を血で染める印象があります。
そして、愛について考えました。
自己犠牲が出来るのは愛だ。
でも誰かの自己犠牲の上に生かされた人を思えば、それは本当に愛なのだろうか?
愛って難しい。
主題歌の哀しい棘が合いすぎて辛かったです。
全体的にバランスの取れた面白い作品という印象です。
一部力任せに暴力に訴える奴もいますが、それもまた一興。
高校生らしさと高校生らしからぬ行動と……好きでした、この作品。
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おまけ
(主要キャストの代表作)
浅川梨奈さん
松永有紗さん
佐奈宏紀さん
門下秀太郎さん
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