神黎の図書館

主観によるグラフ+点数+感想を綴る読書感想文風書評ブログです。月間で読む漫画は150冊~200冊。小説や映像作品についてもちょこちょこと。

神の雫

神の雫 コミック 全44巻完結セット (モーニングKC)

・タイトル

神の雫

・本の概要
ソムリエ見習いの紫野原(しのはら)みやびは、知ったかぶりのお客の間違いを指摘し、その客を怒らせてしまう。
しかし、その客の連れとして来ていた神咲雫(かんざき しずく)の見事なデキャンタージュによって救われる。
実は彼は世界的に有名なワイン評論家、神咲豊多加(かんざき ゆたか)の息子だった。
神の気まぐれが生み落とした″一本のワイン″を巡る、罪深き人間たちの物語が始まる。

・著者情報
原作:亜樹直/作画:オキモトシュウ
亜樹直樹林伸の別名義。
単独はもちろん、ユニット等、様々な形で活動をしている作家。

代表作は『金田一少年の事件簿』、『探偵学園Q』(天樹征丸名義)、
サイコメトラーEIJI』、『クニミツの政』、『シバトラ』(安童夕馬名義)、『エリアの騎士』(伊賀大晃名義)、『BLOODY MONDAY』(龍門諒名義)、『神の雫』(亜樹直名義)etc.

オキモト・シュウ
1965年生まれ
出身地 山口県

原作つきの漫画作品の作画や小説の挿絵などを主とする作家。
メガネを常用し、好物はワイン。

作品リスト
オキモト・シュウ名義(以下の原作は全て亜樹直)
サイコドクター 楷恭介
神の雫
怪盗ルヴァン
マリアージュ神の雫 最終章〜

沖本秀子名義
(とみなが貴和著)
EDGE
EDGE2〜三月の誘拐者~
EDGE3〜毒の夏〜
(東野圭吾著)
浪花少年探偵団
東野圭吾ミステリー

・点数 84点

ストーリー☆☆☆☆
画力☆☆☆☆
オリジナリティ🌟🌟🌟☆☆
テンポ☆
熱中度☆☆☆☆

・感想
一言で言うなら、世界的ワイン評論家の神咲豊多加の主観で選んだ最高峰のワイン達を巡る兄弟の熾烈な戦いです。

最高峰の頂に立つ神の雫を巡る戦いに勝って父親の資産を継ぎ、プライドを守る為の戦いでもある…のですが、その戦いの挑戦権を得る為の十二使徒を巡る戦いがまた熾烈。

神咲豊多加の表現(ワインの評論)を基に期日までに対応するワインを見つけ出し、自らの表現を披露するものなのですが、ヴィンテージ違いでもアウトという過酷さ。

同じワインを持ってきて、両者正解でも表現が神咲豊多加の感性に近く、より理解してるほうが勝つ…というものですが、これも豊多加の親友であるロベールの主観で決まるので、それも過酷。

使徒探しの最中で成長していく雫と一青を見守るのもまた面白いところではあります。
ただ、二人ともかなり独特というか特有の性格なので、好き嫌いはハッキリ分かれると思います。

巻数がやたら多いのはダラダラ使徒探ししているわけではなく、合間合間のサブキャラクター達が織り成す人間ドラマが結構なボリュームで入ってます。
それは要らないエピソードではなく、雫、一青の視野が広がり、使徒探しのヒントにしたりするので決して無駄では……いや、たまに中だるみはありました。正直ね。

まとめますと、この作品の魅力は使徒探しを通じて成長する二人や、出会う人達との人間ドラマです。

最大の欠点は40巻以上かけたにも関わらず、神の雫には至ってない、続編に続く終わり方をしたことです。
使徒探しの決着は着きました。

ちなみにこの作品は昔、ドラマ化されてますので、サクッと使徒対決だけ見たい人はそちらのほうが手っ取り早いかもしれません。
展開は異なりますが、これはこれで面白かったです。
ドラマ版は雫くんの感情がコロコロ変わりすぎて犬っコロみたいで可愛かったです。

原作のほうはワイン好きな作者さんのうんちく満載のおまけ漫画が付いてます。
ワインの勉強にもなる漫画でした。




神の雫 DVD-BOX

神の雫 DVD-BOX

  • 発売日: 2009/06/24
  • メディア: DVD