神黎の図書館

漫画・小説・映画・アニメ・ドラマを主観によるグラフ+点数+批評+感想を綴り、作品の評価をあらゆる形で視覚化したブログです。有名な作品から掘り出し物的な作品まで生涯の内になるべく多くの作品に触れて伝えていけたら本望です。

ザ・ファブル(実写)

ザ・ファブル

・タイトル

ザ・ファブル

・点数 76点

ストーリー☆
演出☆☆☆
視覚的面白さ☆☆☆☆☆
聴覚的面白さ☆☆☆☆☆
熱中度☆☆☆☆

・評価
ストーリー面に関しては原作を知っているかどうかでイメージが変わりそうな気はしますが、個人的な見解としては原作前半部分をぎゅっとまとめたダイジェスト風。
悪く言えば、ややスカスカな内容なので、腰を据えてストーリーを楽しむ映画ではない。っていうのが僕の評価になります。

代わりにアクション面に全振りした作品。
格闘技的なアクション、ガンアクション、ワイヤーアクションの全てが超絶格好良かった。
細かいストーリーとかどうでもよく思えるぐらい目と心を奪われた。
一部キャストの無駄遣い感は否めませんが、それだけ俳優さんがキャラクターと一体化してたということだと思っています。

原作と比べると、シリアスさをコメディ調のギャグで押し切る部分よりも凄腕のプロ達の息をする暇も与えないぐらいの壮絶なアクションに力を入れたアクション映画に仕上がっています。


以下、商品リンクを挟んで、あらすじと内容に触れつつ、個人的に感じた感想を書いています。
ネタバレが気になる方はご注意ください。


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・あらすじ

どんな相手でも6秒以内に殺してしまう伝説の殺し屋・ファブル 。
そんなある日、ボスから1年の休養を命じられた彼は、誰も殺してはならないという条件のもと、相棒と共に名前と身分を偽って大阪の街で暮らし始める。
新たな土地で慣れない生き方を始めた彼は、それでも一般社会に溶け込むために奮闘する。


・感想
原作を読んだ時に、V6の岡田さんははまり役だ!と確信した作品だったのでめちゃくちゃ楽しみにしてた実写映画でした!
が、やや期待外れでした。

実写化の弊害とも言える尺の都合の埋め合わせが上手くハマってないストーリー構成なのかなー?と。
ある程度原作知ってたらこっちで補完出来ますが、完全初見だといくつか分かりにくいところがありました。
大体が唐突なのでちょっと構成が分かりづらい。

そんな訳で、期待してたということもあり、少しだれながら見てました。
福士くんと向井くんの無駄遣いだなぁ~と思いながら……

そんな中、目を惹かれたのが藤森さんです。
嘘です。いや、気にはなったけど、溶け込みすぎて最終的な感情は無です。

だれてた中で本当に心奪われたのは作品の売りでもあったアクションシーンですね!
ワイヤー込みの体術的アクションはもちろん、銃撃アクションも痺れました。
福士くん格好いい!!って叫びそうになりましたね、はい。

録画してるDIVER早く見たいなぁ~←完全に余談

正直、福士くんのイカれ演技大好きなのでそれ込みでここはブーストかけて評価しました。これぞまさに主観による採点。

聴覚的面白さもブーストなし時の最高得点付けましたが、これは木村了くんのはっちゃけお芝居が最高だったので僕はこういう評価付けました。
常時ハイテンションでなんか叫んでるキャラにハマるのってそんなにないんですけど、これが好きな役者効果なのでしょう。

ほぼほぼあのコンビによって上がった点数というのがいかにも僕らしい採点だと自分では思います。

狂気×熱演と言えば、柳楽優弥さんもよかったですね、よっ!実写請負人!って言いたくなりました。

渋かったのは安田顕さん。
個人的に原作で好きなキャラを好演してくれました。
素敵でした!

願わくば向井理さんをもう少し活躍させてほしかったですが……こればっかりはしょうがないですね、綾野剛さんがやりそうな風貌の向井理さんは貴重かもしれません。


・まとめ
総括すると、シリアスさをギャグで誤魔化して面白おかしく描く原作序盤の雰囲気はあえて捨て去り、アクションに総ての力を注いだ作品って印象です。
福士くんのPRには使えそうですね!

ただし、尺の都合や実写映え重視で原作とは変えてる設定・演出も多いので、原作大好き勢にとっては不満の種になり得ます。

理想は原作の3巻辺りまで読んだ後に実写→原作かな?
っていうか、僕はそれでした。
映画の内容としては7巻辺りまでです。


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