神黎の図書館

主観によるグラフ+点数+感想を綴る読書感想文風書評ブログです。月間で読む漫画は150冊~200冊。小説や映像作品についてもちょこちょこと。

東京トイボックス

東京トイボックス 1~最新巻(モーニングKC) [マーケットプレイス コミックセット]

・タイトル

東京トイボックス

・本の概要

弱小ゲーム会社の社長・天川太陽と、そこに出向を命ぜられたエリートOL・月山星乃を中心にした物語。
ゲーム開発現場という特殊な環境を舞台に、開発者が常に持つ「品質追求と納期厳守」という葛藤を真正面から描く!

・著者情報

うめ。

原作担当の小沢高広(おざわ たかひろ)と、作画担当の妹尾朝子(せお あさこ)による男女ユニット(夫婦でもある)。

職業 漫画家
ジャンル 青年漫画
代表作
東京トイボックス
大東京トイボックス
『STEVES(スティーブズ)』

妹尾朝子は、『Nonverbal Communication』で、第34回ちばてつや賞一般部門に入選。
『ダブルブッキング』で、第35回ちばてつや賞一般部門に準入選。
うめ。は、『ちゃぶだい』で、第39回ちばてつや賞一般部門ちばてつや大賞を受賞。
小沢高広は2018年公開の『劇場版 マジンガーZ / INFINITY』の脚本も担当。

電子書籍化に積極的で、漫画界においては先駆け的な存在。
2010年1月24日に『青空ファインダーロック』をAmazon Kindleにて発売(これは、日本人漫画家では初となる)。

・点数 80点

ストーリー☆☆☆
画力☆☆☆
キャラクター☆☆☆☆
設定☆☆☆☆☆
没入感☆☆☆☆☆

・感想
まず前提として、ゲームが好きかどうか、ゲームを愛してるかでストーリーの評価が分かれます。
なので、深いけど、分かりやすくはないと言えます。

画力は上手いという訳ではないですが、迫力があります。
数年前の深夜ドラマ向きの泥臭さのあるストーリーに合った画です。

1巻は世界観の説明に費やす感覚で、2巻で軌道に乗って熱くなる尻上がり展開なのですが、2巻で終わります。
続編ありきの作品です。

良くも悪くもゲーマー向けの作品なので、自分の趣味と相談して読むかどうか決めると外しにくいはず。

個人的には2巻に面白さを感じて、そのまま続編を読もうと決めた作品です。
続編のほうが長めの作品なので、お試し感覚で合う合わないを計る範囲としては見やすい巻数なのではないでしょうか。


以下、商品リンクを挟んで、内容に触れつつ、個人的に感じた感想を書いています。
ネタバレが気になる方はご注意下さい。



ゲームを作るほうのゲーム屋が主役とかゲーマー的にはテンション爆上がりでした。
ゲームの話題が苦手であればあんまり楽しくないかもしれません。

かつては大手ゲーム会社で(作中で)いまなお続く大ヒット作品の初期三部作を手掛けたメインプランナーだったが、自分の魂に合ったゲームを作るために独立し、スタジオG3を設立。

独立後はパチスロのムービーやTVCM制作や他社の下請け作業で資金を稼ぎながら何とかしのいでいた。

しかし、たとえ下請け作業でも魂を求める太陽はリテイクを繰り返し、「仕様の一部を変更する!」の一言で納期を遅延させることが多く、業務不振に陥る。

そんな折、親会社から上司の陰謀で出向させられたエリートOLが出向して来る。
彼女の仕事はG3を会社として復活させること。

魂のゲームプランナーvs(ゲームの知識も興味もない)エリートOLという立場の違う2人のぶつかり合いがこの作品の1つの見所でした。

ゲーム会社としての山場となる、過去に発売したG3唯一のオリジナルブランドである戦国アクションゲームの『サムライ☆キッチン』の海外版開発の話へ。

会社を立て直したい月山としては断る理由がないまたとないチャンス。
しかし、その話を持ち掛けたのが太陽がかつて勤めていた会社であり、トラウマもあって太陽は拒否をしようとする……

トラウマから一歩前進するも、開発が佳境を迎える中でSランクのバグの発見、商標権の買収と次々に困難が襲い掛かる……
『G3』は見事に困難を乗り越え、強敵を倒すことが出来るのか⁉


最後にあえてG3を強調したのは意図的です。
実写版の太陽さんが要潤さんなのでそうしました、個人的な小ネタです、はい。

あ、そうそう、衝突を経て変わっていく太陽と月の関係性にも注目です。


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