・タイトル
マンガ家さんとアシスタントさんと
・本の概要
マンガ家の愛徒勇気と、アシスタントの足須沙穂都との平々凡々な日常生活をゆるりと描く、爆笑マンガ家ライフコメディー!
いつも可愛い女の子に囲まれて、毎日妄想しまくり中⁉
・著者情報
ヒロユキ
生年月日 1982年4月23日
出身地 石川県
職業 漫画家、イラストレーター
代表作
『ドージンワーク』
『アホガール』東京アニメーター学院を卒業後、一時アニメーターになるも、漫画を描くために辞めた経歴がある。
漫画家の恵広史は実の姉で、「頭脳系」の作品を得意とする姉とは対称的に、弟は「アホ系」の作品を得意とする。
尊敬する漫画家は赤松健で、週刊少年マガジン2014年39号にて、ヒロユキが描いた「ラブひな」特別読み切り(12ページ)が掲載されたことがある。
・点数 88点
ストーリー☆☆☆☆
画力☆☆☆☆
キャラクター☆☆☆☆☆
設定☆☆☆☆
没入感☆☆☆☆☆
・感想
分かりやすさに全振りしてそうなぐらい分かりやすいです(笑)
漫画家先生とアシスタントの女の子達の日常を切り取ったテンポのいいギャグコメ・ラブコメと言っていいと思います。
ぶっちゃけ言えば、奥深さは欠片もないですが、浪漫はあります。
正直、男目線で見ても引く程にパンツへの拘りが強い主人公ですが、あそこまで貫くポリシーと、女の子の為なら何でもするところは愛らしく見えます。
一歩間違ったら色々危なく、命も危険な頭のネジがぶっ飛んだクレイジーな漫画家の生き様も詰まっています。
Hなんだけど、憎めないって作中の女の子達が判断しちゃうのは男の都合のいい妄想の気がしなくもないけどね?
上手さとか上手さではない独特の味があり、心と表情が完全にリンクした演出とかは普通に面白かったです。
そういう技法が随所に使われていたので、高評価にしました。
内容に触れてしまうので、詳しくは後述で…という形ではありますが、主人公もヒロイン達も、とにかく個性が強いです。
そこら辺はナイスですね!
練り込まれた緻密な設定ではなく、ギャグマンガとしていかにバカバカしく、下らない日常を描けているか?で評価しています。
キャラクターの名前が駄洒落になっているところも含めていい感じの下らなさで面白かったです。
ギャグ・コメディであることを度外視して評価した1・2巻の単巻レビューではなかなか辛辣なコメントをしていましたが、あれはギャグ漫画に中身を求めすぎてた僕のミスであり、空気を読めてない書評だったということをこの場を借りてお詫びしたいです。
申し訳ありませんでした。
そんな訳で、ギャグマンガとしては十分に面白く、遺憾無く個性を発揮し、楽しませて頂きました!
なので、作品全体の読み終わりの感想としては結構満足してます。
何より推しキャラいるので、結構楽しみました。
以下、商品リンクを挟んで、内容に触れつつ、個人的に感じた感想を書いてます。
ネタバレが気になる方はご注意下さい。
著者情報にも書いてある通り、作者さんお得意のアホマンガです(笑)
パンツ大好き&天然ラッキースケベ、でも愛嬌があってどこか憎めない愛徒と愉快な仲間達達のドタバタ劇を楽しむ作品です。
後は出てくる女の子の見た目が可愛い。
名前がダジャレというコメディ的にGoodなので親しみやすいとは思います。
足須さんとか名前がサポートですもんね、この子がデビュー出来るのか?どうなのか?という作品でもあります。
魅力1
作品を彩る個性的なヒロイン達。
足須さん
自身もプロの漫画家を目指す19歳の美少女アシスタント。
ただでさえ愛徒のラッキースケベに巻き込まれがちなのに妹に自分の下着を持ってこられたり、愛徒の一番の被害者。
あの見た目で声が早見さんで毒舌なのでドM属性の人には刺さると思います。
みはりちゃん
愛徒の担当編集。
そして高校の同級生。
青春時代と就職後の双方を愛徒に振り回される功労者。
ちっぱいを気にしているところや、なんやかんや愛徒を放っておけない母性が魅力?
愛徒の良き理解者で扱いが上手いけど、逆も然りだから幸せになれるのかが心配。
りんなちゃん
僕のイチオシキャラ。
唯一の完全素人(元々愛徒の漫画のファン)だが、顔が可愛いから採用という異色の経歴。
ゆるふわ系ガールでCV井口さんでハーレム許容とか完全に正妻じゃないですか!!
りんなちゃんにバニーガールコスプレしてもらってエール貰えたらそりゃあ夜も元気ですよね!!あ、変な意味じゃないですよ?正しい意味で。ん?正しい意味で?
せなちゃん
アシスタント業なら何でもござれのスーパーアシスタント。
その正体は合法ロリのツンデレ(くぎゅ)
後半はヒロイン化が止まらないキャラクター。
素直になれないせなちゃんを見守るのは楽しかったです。
魅力2
ヒロイン以外の愉快なキャラクター達
見た目は子供、頭脳はエキセントリックなロリ編集長、男の娘の編集、熱血漫画家、ひねくれ者の漫画家、拗らせた漫画家etc.
ただのラブコメではなく、愉快な仲間達が盛り上げてくれる笑いあり涙なし?微エロありなアホ漫画でした。
自分の1巻のレビューが結構毒舌でビビったんですけど、実際1巻はバカな男の妄想を詰め込んだだけの中身がない漫画って感想なので仕方ないですね、はい(笑)
でも尻上がりの作品だと思います。
ギャグ・コメディはキャラクター増えてこそってことの代表格みたいな感じかな?
こんな世の中だからこそ、こんなアホ漫画読むのいいなぁ~って思います。
抜くとこ抜かないとね、疲れちゃいますからね。
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