神黎の図書館

漫画・小説・映画・アニメ・ドラマを主観によるグラフ+点数+批評+感想を綴り、作品の評価をあらゆる形で視覚化したブログです。有名な作品から掘り出し物的な作品まで生涯の内になるべく多くの作品に触れて伝えていけたら本望です。

迷信を打ち破るべく陸に上がった人魚と人魚を憎む少年のドタバタコメディ劇『人魚姫オーバーキル』

人魚姫オーバーキル (花とゆめコミックス)

・タイトル

人魚姫オーバーキル

・本の概要

「人魚は陸に上がると不幸になる」
人魚の少女、魚目凪はそんな迷信を覆す為に陸に上がった。
しかし、楽しい地上生活を送れると思った矢先、人魚を憎む少年、藤丸に会ってしまう。
おバカな人魚と死にたがりの王子が織り成す新たな人魚姫は王子が泡に?

・著者情報

峠乃あかり(とうのあかり)

職業 漫画家。

・点数 88点

ストーリー☆☆☆☆
画力☆☆☆☆
キャラクター☆☆☆☆
設定☆☆☆☆☆
没入感☆☆☆☆☆

・評価
ユーモア溢れるコメディ調の作風ではありますが、ストーリーの分かりやすさは全開な感じです。
テーマとしても悪くないのですが、ふわっと終わるので期待を込めて減点。
上からで恐縮ですが、この作者さんは絶対伸びると思う。
色んな漫画を読ませてもらった経験値的にそう感じました。

コメディ的なタッチとしても、ちょっとシビアなファンタジー的な作品としても、繊細さを兼ね備えた作品としても、一定基準値以上の画力だと感じました。
何よりも読みやすくて、キャラクターの感情が伝わってくる感じがして好みでした。

キャラクターも個性的で(コメディらしく少々の騒がしさもあり、)面白いのですが、大きくは掘り下げないので少し減点です。

特別目新しい設定という訳ではないですが、ギャグとシリアスと恋愛と友情とファンタジーとテンポ感の絶妙な融合が素晴らしく、程よくツッコミも出来て楽しく読めてシンプルに分かりやすい作品だったので満点評価にしました。

半分ジャケ買いみたいなもんでしたが、いい意味で裏切られた部分もあり、期待値以上に面白かったです。
ライトにではありますが、いろいろな意味で楽しませてもらったので多幸感も◎💮


以下、商品リンクを挟んで、個人的な感想を書いています。
発売巻数の関係で思いっきり内容に触れているので、ネタバレが気になる方はご注意下さい。


人魚姫オーバーキル (花とゆめコミックス)


・感想
冒頭から衝撃の展開。ちょっとビックリしました、ちょっとね。

姫も王子もどっちもバカだ(笑)
食い意地張りすぎな凪ちゃんが可愛くて愛しいのは秘密です!
人魚の肉を食べた人間を目の当たりにして何味か気にするところが個人的なツボです、はい。
あと、謝りながらお菓子食べちゃうとことか可愛い。
お菓子買って貰っただけで知らない人に付いて行くのはよくないけどね‼

メルカリとかめっちゃ現代っ子だ、この人魚!
この世界観のメルカリはそんなものまで買えちゃうのか( ; ゜Д゜)‼

凪ちゃんは人間を知らないから仕方ないけど、不老不死ってのは忌み嫌われるもんなのよ……不気味だ、呪いだってね。
まあ、別作品で得た知識だけど←

凪ちゃんと藤丸くん以外にも高校の生徒は結構いいキャラしてました。

アクセルとブレーキ踏み間違って「めんごめんご」はヤバい。
不老不死じゃなかったらどうする!!

ピッピカチュって鳴いてるけど、そんなゴツいアメリカンなピカチュウおるかー!!そんなんおったらマチスライチュウもビビるわ(笑)

あー……大山さんは結構無神経だね、それをそのタイミングでそこで言っちゃいけない。
災難だなぁ~、藤丸くん。

突然現れた謎のバーサーカーは同じく不老不死?
彼の登場で藤丸くんの状況は一変し……

え、タコの足って千切れても再生するの⁉
トカゲの尻尾的な?

凪ちゃんと藤丸くん尊い
クライマックスの凪ちゃんひたすら可愛いって思ったんですけど、せめて2巻あれば良かったなーって少し思ったり。

余談なんですが、凪の声は勝手にCV花澤香菜さんのイメージで読んでました。
昔やってた某アニメを引きずってる感は正直あります(笑)

タイトルから思い描いた内容でもなく、概要から感じた結末予想でもなく、絵柄も合わさって、どちらかと言えばふわっと終わった感がありますし、重ねて言いますが、キャラクターの関係図ももう少し掘り下げてもらった状態で読みたかったなぁ~っていう。

テンポもよくてギャグありシリアスあり恋愛あり友情?ありで結構面白かったんですよ、というより凪ちゃんの天使爛漫で食い意地張ってる姿がもう少し見たかったです←

個人的にはもうちょっと長く読みたかったですが、逆に言えば短いので誰でも気軽に読めるのが魅力的でもあります。


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おまけ(作者の他作品)