・タイトル
夏のあらし! 第8巻
・本の概要
・想像を超える日へ…
・ゆらぎの道の導き
・熱風の中、前へ…
・この世界を愛して
・君が居た夏
・夏が来ればまた…
・点数 76点
ストーリー☆☆☆☆
画力☆☆☆☆
オリジナリティ☆☆☆☆☆
テンポ☆☆
熱中度☆☆☆☆
・感想
最後の晩餐……じゃないけど、空襲がある日に跳ぼうとする方舟メンバーを見送るのもなかなかの緊張感が……
この作品内の仮説で言えば、未来と過去は重なる訳だから理論上は現代組は絶対死なないはずだけど、それでも一抹の不安はありますよ、仮に全てが上手くいったとして、行きも帰りも一緒じゃなきゃダメなルールのほうはどうなるんだ?っていう。
1回戻って現代で過去勢と改めてお別れする形?
正義の味方は組織には馴染まない……確かにw
損得勘定で動くか動かないかもありますもんねぇ……
皆で作る「和から外れた者を許さない力」を「クーキヨム」と一蹴する着眼点が凄いなぁ~
確かにこれは昔から続く日本人独特のしがらみかも。
みんなで足並み揃えないと排除されるのは今も昔も同じということか……
壮絶……凄惨……読むのがキツい……
現代(未来)であらしさん達が幽体になるなら過去では一達が幽体になる。
理論上はそうだよね、幽体のあらしさん達が過去では実体がある時と同じ力が出せることもそれで説明つくからそれが真理なのだろう。
うーん……戦禍に包まれる描写はほんとに見るのが辛い。
遺伝子レベルで組み込まれた何かなのか……
そして、100%被害者ではないこともきちんと描かれている。
うん……そうなんですよね、良し悪しは一旦抜きにして、日本の作家さんが「お互い様」だと書くことに意味はあるのだと思います。
未来の2人……いや3人?
あー……でもそういうことか、なるほとね。
野風僧……やんちゃ坊主、中国四国地方の方言かー、知らなかったし、多分忘れますね!(そっち方面の出身だったりします)
人はいつの時代も「情報」に左右されて「正義」が決まるってのは真理だと思いますね、それが人の世の常……みたいな。
分け合えば平和、奪い合えば戦争。
うーむ……深い。
終わり方はSFチックですけど、八坂一は毎年、横浜と広島を自転車で往復してるのかな?
交通機関を使えば4時間だけど、その道のりは本来そんなに楽なものではない。
それをあらしさんに伝えたいと願った八坂の答えなのかな?って思ったり。
とりあえず、潤くんが報われる世界であってほしいです。
コミック

- 作者:小林 尽
- 発売日: 2010/11/22
- メディア: コミック
関連商品

夏のあらし!全8巻 完結セット (ガンガンWINGコミックス)
- 作者:小林 尽
- 発売日: 2010/12/15
- メディア: コミック
検索で引っ掛かったおまけ

ARASHI LIVE TOUR 2017-2018 「untitled」(Blu-ray通常盤)
- 発売日: 2018/06/13
- メディア: Blu-ray