・タイトル
MAJOR 第33巻
・本の概要
・あばよ
・餞別
・母の怒り
・妨害工作
・いざ、聖秀へ!
・点数 72点
ストーリー☆☆☆☆
画力☆☆☆
オリジナリティ☆☆☆☆☆
テンポ☆☆☆☆
熱中度☆☆
・感想
海堂の面々に別れを告げ、爽やかに去る吾郎……とはいかなかった(笑)
この作品はそこまで主人公に優しく出来ていなかった!!
おそらく、読者が抱くであろう疑問のおおよそを解消する1冊?
凡人の努力を嘲笑うかのようにも感じる吾郎の考えと行動に反発するメンバーが現れたり、直接疑問をぶつけるメンバーがいたり。
え?お前プロ志望じゃなかったっけ?って正直思いましたが、本人(吾郎)が否定するならいちいち言わないでおきましょう。
多分、野球を極める道での延長線上にプロがあるだけ。とかそういう考え方ってことだとは思います。知らんけど。
夢島組の絆って意外と深いよね、その深さがあの穴なんでしょ?違うかもしれないけど、僕はそう捉えました。
海堂を辞めて次の学校を目指す過程はなかなかに前途多難です。
高2の夏頃に中途入部してエースの座を奪おうなんて笑止千万!
そこら辺をあんまし理解してなかった吾郎。
ついでに「金さえ払えば入れる」という不用意な一言で桃子さんを怒らせてしまいます。
私立から私立の編入ってめっちゃお金かかるよね、これは100%吾郎が悪い。
自分の学費は自分でバイトして稼ぐように言われる吾郎。
ちなみに吾郎の初めてのアルバイトはこち亀の大原部長のアルバイトみたいな感じでした。
接客は向いてないタイプだ。
元々志望してた地元の高校は昔の仲間に気を使ってパス。
にしても学校視察の時の態度腹立つな、こいつ……嫌いだわー。
そんな上から目線で自分本意全開な罰が当たったのか、吾郎の編入に対して江頭さんの妨害工作が。
よく見ると、理事長からの指事とも取れる?
まあ……海堂の設備の中で育成したのに1軍の切符を突き返した上に宣戦布告して出ていった訳ですから、この引き抜き疑惑の妨害は仕方ないかと。ここまではね?
最終的に野球部のない学校で新たに野球部を設立して打倒海堂を目指さそうと決意する吾郎。
ですが……数少ない男子生徒の藤井には早くも嫌われてしまいます。
ここに関しては吾郎に落ち度ないですけどねw
基本的に考え方が甘い吾郎に若干イラつきながら見ましたが、周りの反応的な意味でストーリーは結構よかったです。
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