・タイトル
エリアの騎士 第32巻
・本の概要
・受け継がれる想い
・秘策
・互角
・結束
・点数 84点
ストーリー☆☆☆☆☆
画力☆☆☆☆
オリジナリティ☆☆☆☆☆
テンポ☆☆☆☆
熱中度☆☆☆
・感想
逢沢傑という男が与える影響力は本当に凄い。
ということが改めて思い知らされる1冊となっています。
駆、レオ、荒木はもちろん、事情を知らない織田さん達も「あのプレー」をヒントに考え、岩城監督も同時に蹴学対策の秘策をイレブンに授けます。
攻略の鍵は「意外性」
少し触れると、1年生組で駆の友人が活躍します。
連載初期の頃のように困ったら荒木さんもしくは駆ではなく、ピッチの全員でサッカーしてるのは好感触です。
あと、やっぱり李さんは凄い。
傑きっかけや監督の秘策ありきとはいえ、蹴球と互角に戦う江ノ高。
レオはその実力を素直に認め、日本に来て初めて本気を出します。
監督の理論に自分達の個性(武器)を合わせたサッカー、その司令塔として君臨する真の王……正直格好いい。
冷静さを失って我を忘れていたリッキーも自分を取り戻して本来の力を発揮します。
他の面々もそれぞれ見せ場があったり、今まで悪役として描かれがちだった蹴学が結構好印象を持てるいいチームというのが分かる描写があります。
留学生の3人が普通にいい奴等でそこら辺は高校生っぽいって思いました。
ただ、前巻でもし傑が……というのを考えてしまうので熱中度だけ少し落としました。
ストーリー的にはあの演出めっちゃよかったんですけどね!!
コミック
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