・タイトル
BAMBOO BLADE 第13巻
・本の概要
・敗北
・修羅(ウラ)
・再会
・剣の心(ココロ)
・全力の戦い
・決着
・点数 92点
ストーリー☆☆☆☆☆
画力☆☆☆☆☆
オリジナリティ☆☆☆☆
テンポ☆☆☆☆
熱中度☆☆☆☆☆
・感想
流れ上1つはネタバレしなきゃいけないのでそこはサクッと言っときます。
タマちゃん初の敗北です。
そしてタマちゃんの中で何かが変化する片鱗が見える話です。
言ってしまえば今回のタマちゃんは前座に過ぎないのです。
コジロー先生の教師としての矜持が見れるというか教師としての成長が見れるという意味ではいい働きをしています。
内容はほぼとある2人の一騎討ちです。
ここからはネタバレ防止と2人への敬意を込めて、榊さんと山田さんと呼びます。
圧倒的強さで同世代に敵なしと言われ、実際に無敵の強さで全国レベルの大会でも無敗のまま剣道を離れた榊さん。
そんな榊さんから唯一1本を取ったもう1人の天才の山田さん。
この2人の勝負が長く続くので2人に感情移入出来ないと読むのキツいかもです。
とは言え、タマちゃんやサトリちゃんを始め、ほぼ全員が山田さん側の立場から榊さんを倒す方法を考えるので、他が置いてきぼりということはないです。
ただ、コンセプトから外れて剣道小町になれなかった人は正直いらなかった気がします。
強者ぶって(実際強いんだろうけど)偉そうなこと言ってるけど、実際試合してないから邪魔でしかないって感じました。
それにしても修羅の道から帰って来た榊さんは強い。
榊心の剣は時を置き去りにする……まさかのキングクリムゾンの使い手だったw
まあ、分かりやすい描写でしたし、読みながら理解出来るのでツッコミどころではないのですが、触れておきたかったので触れました。すみません。
2人の試合は本当に迫力がありまして、それでいてそれぞれの本音もきちんと描かれていて、今までで一番スポーツ漫画してると思いました。
それでいてBAMBOO BLADEらしさというか、ところどころ特撮を踏襲した感じもあり、とても面白かったです!
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