・タイトル
エリアの騎士 第7巻
・本の概要
・真のストライカーへの片鱗
・4本の矢
・リトル・ウィッチィ
・曲者と波乱
・点数 92点
ストーリー☆☆☆☆☆
画力☆☆☆☆☆
オリジナリティ☆☆☆☆
テンポ☆☆☆☆☆
熱中度☆☆☆☆
・感想
作品として盛り上がってくるのがこの7巻ですね、ワクワクのびっくり箱というか、ワクワクのおもちゃ箱というか、そんな印象です。
このワクワク感をここでは仕掛けと呼びましょう。
第1の仕掛けは、岩城監督の優しさの裏の残酷さ(いい意味で)、チームを強くさせる為なのですが、大胆と言えば大胆。賭けと言えば賭け。そんな一面が見え隠れします。
駆含めた欠点持ちの天才、未熟な天才達にとってはある種、相性の良い監督だとは思います。
2つ目の仕掛けは駆のトラウマ大本命の元チームメイトの登場です。
彼はサッカー選手としては致命的なハンデを抱えつつも克服し、大きな武器を手に入れてフィールドに帰ってきました。
そんな「彼」とセブンの来ない夜の公園で二人きりで話す場面も……
3つ目の仕掛けはずっと謎だった主人公の駆も知らないセブンの正体です。
ここはこの巻の肝となる部分の1つなのでこのブログではあえて語りません。
4つ目の仕掛けはセオリーを無視したトリッキーな戦い方をしてくる新たな強敵の出現です。
こちらは高校時代の岩城監督と共にFCを立ち上げた設立メンバーで、もちろん、近藤先生も知っている人物が監督としてチームを率いている…とのことです。
複線回収と新たな複線の仕込みがてんこ盛りの1冊でした。
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