・タイトル
エリアの騎士 第5巻
・本の概要
・頼れる仲間
・帰って来た天才
・織田の意地とプライドと本気
・結果
・点数 84点
ストーリー☆☆☆☆
画力☆☆☆☆☆
オリジナリティ☆☆☆
テンポ☆☆☆☆☆
熱中度☆☆☆☆
・感想
これは言っちゃいましょう。(多分言わなきゃ始まらない)
じわじわと追い詰められ、怪我人も出て、控えのいないFCは絶体絶命のピンチを迎えます。
そこで現れたのはSCに入ったはずの駆の中学からの友人、中塚。
攻撃のカードが欲しかったFCにとってはオーバーラップのDFの中塚は必要な戦力でした。
そして、満を持して帰って来た天才、荒木竜一。
後半残り僅かで颯爽と現れてチームの士気を高め、観客を魅力する…どこかで見た光景ですが、この際はいいでしょう!
荒木さんの加入で息を吹き返し、水を得た魚のように暴れだすFC。
それぞれの欠点を補うように的確な指示を出す魔法使いの荒木。
これが演出家か!!
荒木さんor駆ファンは必見です!
そして、水を得た魚状態の男がもう1人。
織田涼真。
荒木がFCに戻ってプレーすることを誰よりも喜んでいるかのようにさえ見えました。
クールな織田さんの根っこにある熱い部分が垣間見えました。
そっから先の展開はもう凄い凄い。
シュート合戦ですね。
SCは織田さんのロングフィートからの高さのあるアタッカーによる怒涛の攻め主体から自らボールを奪い、高さのあるDFまで攻撃に参加する監督の方針とは異なるサッカーをしてきます。(個人的にここの織田さんめっちゃ好きです)
対するFCはロングミドル入り交じったどこからシュートが飛び出すか分からない、ダイナミックなプレーも飛び出す超アグレッシブなプレーをします。
観客と言っても学校行事なので、同じ学校の生徒達なわけですが、試合前とは態度がうってかわり、両軍共に声援をもらい、拍手喝采に包まれます。
試合終了直後、監督同士で集まり(呼び出され)……
この巻は、同じ学校同士のライバル対決が盛り上がる展開でした。
個人的には好きな展開ですが、ご都合主義と言われても仕方ない節はあります。
ただ、少年漫画でご都合主義とか言うのもなんか…ね?
前にも書きましたが、サッカー漫画としてはリアリティとファンタジーの中間に位置している作品ですのでそこら辺の合う合わないは自分で判断して下さい。
感想の最後もやっとさせたのは話の流れ上、予想出来るかもしれませんが、一応最低限の考慮として結果です。
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