神黎の書評という名の読書感想文

ゲーマーでもある僕が読んだ本について書くブログです。

ワンピース 第5巻

・タイトル

ワンピース 第5巻

ONE PIECE  5 (ジャンプコミックス)

・点数

総合得点72点

ストーリー☆☆☆☆
画力☆☆☆
オリジナリティ☆☆☆☆
テンポ☆☆☆☆
熱中度☆☆☆

著者情報
尾田栄一郎

油絵が趣味だったお父様の影響で幼い頃から絵を描いていたそうです。

本格的にマンガを描き始めたのは中学年生の頃で、『小さなバイキングビッケ』という作品の影響で海賊を好きになったそうです。(アニメ版の小さなバイキングビッケが放送された同局の同時間帯で後にアニメ版ワンピースが放送開始されました)

中学生時代に、『ジャンプに海賊のマンガを描くこと』を目標に掲げてアイデアを貯めていたそうです。

受賞歴
1992年 WANTED! 第44回手塚賞準入選

1993年 一鬼夜行 第104回ホップ☆ステップ賞入選

ONE PEACEの受賞歴
2000年 第4回手塚治虫文化賞最終選考6位
2002年 第6回手塚治虫文化賞最終選考6位
2006年 日本のメディア芸術100選 マンガ部門選出
2012年 第41回日本漫画家協会賞大賞受賞

2018年 熊本県民栄誉賞


本の概要
・ウソップ海賊団とカヤお嬢様の逃亡劇
・戦う理由
・恐怖の杓死
・決着
・ウソップ海賊団、涙の解散式
・出港
・ヨサクとジョニー
・せんじょうのコックさん


・感想
5巻の最初のエピソードのサブタイトルは『追え!!』なのですが、ウソップ海賊団(にんじん、ピーマン、たまねぎ)とカヤお嬢様をジャンゴが追いかけるという意味だと思いますが、注目すべきはここの扉絵。

バギー一味のその後のvol.2ということで、傷を負ったカバジと気絶したリッチーを背負ったモージが、町人やシュシュから逃げている様子が描かれています。

おそらく合わせているのだと思います。
細かいところですが、こういう演出好きです!

ルフィがクロと戦う理由は『この村に死なせたくない男がいるから』

そして、自分の計画を語ったクロにこう言い放ちます。

『つかれただと?海で名を上げることが恐くて海賊がやれるか!!!!』

『野望(ゆめ)のでかさならおれの方が上だ!!!』


そういえばこの巻にモーガン出てきますね!3年前のモーガン
ここのシーン丸っきり記憶から抜け落ちてましたw
モーガンとクロってそういう…なるほどね!

さて、話は戻ります。
キャプテン・クロの代名詞の杓死。
その技は敵味方問わず斬りつけるコントロール不能の技。
クロの性格だから出来る技とも言えますね。

この技を見て、ルフィは激怒します。

『お前は仲間を何だと思ってるんだァ!!!!』


まあ、そもそも無意識かもしれないけどルフィがクロを煽るから『本物の海賊の恐ろしさ』として杓死が使われたのだからここはルフィがとやかく言う資格はない気もするし、海賊団としての在り方もクロの考え方も有りだと思うので、ルフィの言う『本物の海賊』=シャンクス達というほうが世間一般からしたらズレてるはずなんだけど…と思ってしまう場面でした。

全てが終わった後、ウソップは海に出て海賊になる決意をするのですが、その理由は『海賊旗がおれを呼んでいるから』
父であるヤソップと同じ理由ですね!

にしてもウソップ海賊団の解散式の演出はいいシーンだなー。
ウソップ以外に思い入れがないのが残念なぐらい綺麗な演出です。

ヨサクとジョニーはおまけのようなものです。
ゾロの舎弟?みたいな。海上レストランを紹介してくれるので結果的に役には立ってます。

海上のレストランに辿り着く前に、休暇中に堂々と海軍の船に女性を連れ込んで食事を食べに来ていた海軍の…(あ、名前忘れた)とちょっとしたいざこざがあり、大砲をゴムゴムの風船で撃ち返したルフィでしたが、それがレストランに当たり、謝りに行くルフィ。
そこでルフィは雑用1年を言い渡されますが……

サンジにハマる人はここで既にハマるかと思われます。

・まとめ
一番好きなエピソードが入っているわりには意外と熱中しませんでした。

ルフィとクロの考え方についてどちらが正しいとか優劣をつけることは出来ないと思います。

なぜなら、ルフィは海賊になって日も浅く、まだまだ若造。
クロは海賊としての実績も部下を指揮することに関しても経験豊富な正真正銘の海賊だったから。

今のルフィと比べてもある種クロのほうが立派だと思えるところもあります。
能力の劣る部下を活かす策略を考えて百計のクロと呼ばれていた訳ですからね。

ルフィは海賊としては本当に少ない人数ですが、自分の気に入った人しか入れてない。全員が有能。等、ストレスを感じない航海をしてるから何とも。

ちなみにクロの杓死はCP9と同等の速さと言われています。

ワンピースの強さ基準は謎ですが、作中で黄猿が『速さ=重さ=強さ』という旨の発言をしているので、それが本当ならクロってイーストブルー(作中最弱の海)にいちゃいけない人だったはず。

そうそう、このエピソードをちゃんと読んでおくと、空島とCP9の間のルフィvsウソップの感じ方が全然違うと思います。

余談ですが、扉絵のバギーはほっこりしました。

コミック

ONE PIECE  5 (ジャンプコミックス)

ONE PIECE 5 (ジャンプコミックス)

モノクロ版カラー版